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あなたの燃える手で

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Archive2023年10月 1/1

白い魔女 8

12 「雪ちゃんヌルヌルね。お風呂の中でもわかるわ」「あぁん、そんな恥ずかしい……」「だってホントだもん。寝室に行きましょう。そこでよく見せて」おばさんの寝室は昼間も厚いカーテンが引いてあり、かなり薄暗かった。「さっ、横になって……」あたしは言われるままに、全裸で仰向けにベッドに横たわった。おばさんもベッドに上がったが、彼女がいるのはあたしの足の方だ。「足、開いて……」あたしが足を開くと、おばさんはソコに...

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白い魔女 8

11 おばさんは後ろから、乳輪にフワフワと輪を描きながら、そっと耳に息を吹きかけてきた。だからあたしの全身は、 "ビクン" と波打ってしまう。息の次は舌だった。息の余韻が色濃く残る体に、生温かい舌がチロチロと、そしてねっとりと、耳の穴を蹂躙してくる。だからあたしは思わず首をすくめ、そっち側に頭を傾ける。「あぁぁ~ん、おばさぁんだめぇぇ~」「んん? どうしたのぉ? お耳ナメナメしてるだけよぉ?」「だってぇ...

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白い魔女 8

10 あたしの心は決まっていた。おばさんに色々なコトをされてみたい。数日後、あたしはおばさんに電話をした。「あのう、突然なんですけど、今日これからでもいいですかぁ?」「いいわよぉ。そういう突然はいつでも大歓迎よ」あたしからの電話を、おばさんは心から喜んでくれた。同じ町に住んでいるおばさんの家まで、ウチから30分と掛からず行ける。だからあたしは電話をしてから1時間後には、おばさん家のリビングでコーヒーを...

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白い魔女 8

9 おばさんとアマデウスというカフェに行った夜。あたしは自分の部屋のベッドに横たわっていた。身につけているのはパンティ一枚だけだ。目を閉じると、頭の中におばさんの言った一つ一つの言葉が蘇ってくる。「アソコが丸見えになるような格好させて何度も逝かせるの」とか、「今にも逝きそうになる体を焦らして虐めるの。寸止めよ……」とか、「寸止めは辛いわよ。逝きたくて逝きたくて堪らないのに逝かせてもらえないだもん。女...

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白い魔女 8

8 おばさんの勝手なカミングアウトに、あたしは戸惑いと喜びを感じていた。「だから雪ちゃんさえ良ければって、そう思ってるの……」「良ければ? って……?」「もし節子とそういう関係だったのなら、あたしじゃだめかしらって……」「あたしは……、あたしは……」「節子とどう言う関係で、どんなコトしてたか知らないけど、あたしはそれを責めてるんじゃないの。節子は節子、あたしはあたしでいいの。それに」「それに……?」「あたしと...

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白い魔女 8

7 そのカフェは、『アマデウス』という名前で、『夢の森商店街』のほぼ入り口にあった。中では日本人離れした顔のママさんが、厨房で忙しそうに立ち働いていた。「いらっしゃいませぇ」洗い物を中断し、ママさんがあたしとおばさんのところにやってきた。「えぇっと、チーズケーキとコーヒーを二つずつ……」「はぁ~い。ありがとうございまぁ~す」ママさんは注文を取ると、急いで厨房へ戻っていく。一瞬だったけど、ママさんと目...

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白い魔女 8

6 中学を卒業すると、せっちゃんは他県の寮がある高校へ移った。だからもうせっちゃんとは中々会えないだろう。あたしはと言えば、『夢の森女子高等学校』通称『夢女』へと進学した。『夢の森』という駅のバスターミナルからバスでいく女子高で、自分で言うのもなんだけど、知らぬ人はいない名門校であることを付け加えておく。そんな女子校生活も軌道に乗り始めたG.W直前の雨の日、あたしは帰り道で偶然せっちゃんのママに会っ...

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白い魔女 8

5 花火大会の夜、秘密の場所でせっちゃんはあたしのおっぱいを出して、フェイスタオルを口にねじ込むと、パンティのゴムに指を掛けてきた。あぁん、せっちゃんだめだよぉ~の声も言葉にならず、あたしは「んん~」とか「んぐぅ~」しか言えません。せっちゃんの手はパンティーを脱がさず、そのまま中へと滑り込もうとしています。「んんっ、んん~」「うっふふっ、しゃべれないね。大人しくする?」あたしが首を縦に振って見せる...

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白い魔女 8

4 花火大会の夜。山の秘密基地で並んで座るせっちゃんの手が、浴衣の胸元から、忍び込んできた。その手は心地いい冷たさを持っていて……、でもそんなコトはすぐ気にならなくなった。だってせっちゃんの手が、あたしの乳首を挟んだからだ。「あぁん」「感じるの? 雪ちゃん」「うん。なんかヘンな感じ……。でも悪い感じじゃない。もっと触って、なんだか気持ちよくなりそうな気がする」「そうなんだ。雪ちゃんの乳首、凄く硬くなっ...

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白い魔女 8

3せっちゃん家でディープキスをしてから、あたし達は学校でも人目を忍んでキスをするようになった。今でこそディープキスって言うけど、当時は "舌を入れるヤツ" って言ってたと思う。でも学校ではなかなかそのチャンスに恵まれなかった。何しろどこにでも人がいて、体育館や音楽室、屋上やトイレだって安心できない。でもそれらの場所は、時間によっては人がいないものだ。例えば昼休みの音楽室とか、放課後の屋上とか……。あたし...

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白い魔女 8

2 誰も見ていない時、あたし達は挨拶がわりにキスをするようになった。そんなことが習慣のようになったある日、あたし達はまたあの公園に立ち寄った。あの日と同じブランコに座り、おしゃべりをしていると、せっちゃんが公園のゴミ箱に何かを見つけた。それは18禁の漫画、エロ本だった。そのエロ本はまだ捨てられたばかりのようで、綺麗で汚れてもいなかった。せっちゃんはそのエロ本を掴み上げると、急いで鞄にしまった。「ウチ...

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白い魔女 8

白い魔女 8PROLOGU 『夢の森病院』の婦長『御堂雪絵』は、1日の業務を終え、ようやく自分のマンションに帰り着いた。「はぁ~、今日も疲れたわ……」10月になってもまだまだ暑い昨今、病院から家まで帰ってくるだけで、一汗掻いてしまうのはいつものことだ。雪絵は熱いシャワーを浴びると、バスタブで暖まる気にはなれず、そのままバスルームを出てエアコンの前に立った。火照る体を心地よい強目の冷風が鎮めていく。「ふぅ、これ...

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蛍の言の葉

       ー蛍の言の葉ー蛍の言の葉はお知らせや予告、作者の近況などをお知らせします。□ あとがき『真夏の夜の宴』の連載が終わりました。もっと怪談チックにしたかったのですが、書き上げてみるとこんな感じに・・・。まっ、これはこれでいっか、ということで・・・。□ お知らせさて次回作、タイトルは『白い魔女 8』です。このシリーズも、もう8作目になるんですねぇ。サブタイトルは『御堂雪絵ビギニング』稀代のM女は...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土