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あなたの燃える手で

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Archive2017年08月 1/1

蛍の言の葉

                          ー蛍の言の葉ー  蛍の言の葉は予告やお知らせ、作者の近況報告などを知らせします□ あとがき全9話という短いストーリーではありましたが、とりあえず『秘密回診』が終了しました。スタート当初は媚薬の話にするつもりが、実はくるみに秘密があり、そして終了間際には、あんなオチを思いつき、自分でも情けない程ストーリーが二転三転してしまいました。そう言った意味では...

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秘密回診

9 ー最終話ー最後の秘密回診から3日目。いよいよ退院する日がやってきた。病室を出る時、あの不思議な回診のことが頭をよぎる。あたしは自分なりに整えたベッドを最後に見ると、静かにドアを閉めた。ドアを閉じる時のあの、 "カチャ" っていう小さな音が聞こえた。1階に降り、受付の前を通る時、あたしは意を決して聞いてみた。今日の今日まで、今この瞬間まで黙ってきたことを……。「あのう……、秘密……」やっぱり言えない、そり...

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秘密回診

8今夜あたり、秘密回診がありそうです。退院まで1週間を切ったあたしは、先生に切り出してみようかと思っています。秘密回診のことを……。ラジオの深夜放送が、深夜2時を告げました。するとやったり……。足音もしないけど、先生がこの病室に近づいていることがわかります。きっともうすぐドアが……、あっ来た。ドアノブが回る "カチャ" っていう小さな音。あたしはいつものように、目を閉じて寝たふりをします。そしてドアを閉じる...

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秘密回診

7病室のベッドでパジャマの下を脱がされ、四つん這いになったあたしの前と後ろに先生の指が挿入されました。まさに幼虫と化した先生の指は、前後の快感スポットを1ミリと狂わず、正確にそして効果的に責め立ててきたのです。「はぁぁ、あぁぁいいぃ~、いっ逝くぅ、先生逝っちゃうぅ」「うふふぅ、あらっ、もう逝っちゃうのぉ?」「だって、だって、あぁぁ~だめっ、ホントに、ホントに逝くぅぅ~」「いいわよぉ~、思いっきり逝...

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秘密回診

6あたしは病室のベッドでパジャマの下を脱がされ、先生に四つん這いにさせられました。そして先生はそんなあたしの後ろに陣取り、お尻の穴を拡げてはその色や匂いを観察しているのです。「それじゃ今度はここに指を入れて、中を触診しますからねぇ」「えぇ? 指を……、入れるんですか?」「そうよ。直腸内を直接指で触るの。奥までしっかり触診しますよ。変なシコリでもあったら大変。そうでしょう?」でもあたしは動くこともまま...

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秘密回診

5今にして思えば、その翌日目が覚めた時、あたしは昨夜のこと、つまり秘密回診の記憶を失っていました。何故でしょうか? 今にして思えば、思い当たるのはあの注射です。あの注射を打たれてから、体が火照るように熱くなり、敏感になり、そして朝には記憶を失くしていたのですから……。そしてその時点では記憶が無いのですから、そんなことを誰かに問いただすということもありませんでした。昼寝をタップリしてしまったあたしは、...

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秘密回診

4「抜いてっ……。先生もう抜いてっ、抜いてください」「だめよ。触診はこれからなんだから。言ったでしょう。どこをどうされたら感じるのか、じっくりと触診していくって」「ホ、ホントに……」「本当よぉ。当たり前でしょう」すると幼虫は、あたしの中で何かを探すように動き始めました。「あっ、あぁぁ~いやっ、な、何……?」「探してるのよぉ。くるみちゃんの感じるところをね」「えっ……」「うふふっ、ほらっ、この辺はどうかしら...

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秘密回診

3何をしても許されるというお墨付きでもあるのでしょうか。先生はあたしを仰向けに倒すと、パジャマのズボンを手早く脱がしてしまったのです。突然のことに、あたしは恥ずかしくて堪りません。だってあたし、下着をつけていなかったから……。「あらっ、ノーパンだったの? くるみちゃん」しかもあたしはギプスの両手が腰の下に入り、腰を突き上げるような格好になっているのです。そしてそれは先生にとって、またとない御誂え向き...

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秘密回診

2「ねぇ、くるみちゃん。くるみちゃんって着痩せするタイプ?」「えっ? 別にそんなことはぁ……」「あらっ、だってこのお胸。服の上から見るのと全然違うわよ」「そうですか?」「そうよぉ。隠れ巨乳っていうのかしらね、こういうの。ねぇ、ちょっと触ってもいい?」「えっ……?」パジャマはまだギプスで引っ掛かり、あたしの両手は後ろに回されたままです。だからあたしは何をされても無抵抗で……。そして次の瞬間、あたしは胸に先...

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秘密回診

秘密回診PROLOGUEラジオの深夜放送が、深夜2時を告げた。今夜あたり来る気がする。足音もしないけど、あたしにはわかる。あの人がこの病室に近づいていることが。きっともうすぐドアが……、あっ来た。ドアノブが回る "カチャ" っていう小さな音。あたしはいつものように、目を閉じて寝たふりをする。そしてドアを閉じる時にも聞こえる "カチャ" っていう小さな音。もうあの人は、あたしのベッドの横に立っている。そしていつそうす...

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蛍の言の葉

                         ー蛍の言の葉ー  蛍の言の葉は予告やお知らせ、作者の近況報告などを知らせします□ あとがき“あとがき” というには、あまりにも時間が経ってしまいました。大変ご無沙汰しております。蛍月です。超長編と意気込んでスタートさせた『しろっぷ』ですが、企画倒れでしょうか、39話で終了ということにさせていただきます。やはり自分のペースでの執筆が一番良さそうですね。さて...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土