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あなたの燃える手で

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Archive2024年01月 1/1

囁く家の眠れる少女

5 舌を絡める美穂と美琴を、あんず "ジッ" と見ていた。しかしそれがあんずの記憶には残るコトはない。長いキスが終わると、美穂はあんずの催眠を解いた。するとあんずは元の元気なあんずに戻った。「先生、あたしなんにも覚えてないんだけどぉ、少しは眠れるかなぁ?」「そうねぇ、さすがに一回だけじゃねぇ」あんずは次回の予約をすると帰って行った。美琴はあんずを見送ると玄関の鍵を掛け、2階に上がって美穂の寝室に入った。...

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囁く家の眠れる少女

4  「まぁ、先生ったら。またあんなコトさせて……。ホントに悪い人ねぇ」美穂と事務員の美琴は女同士の関係でもあり、仕事終わりに二階の美穂の寝室で楽しむコトも多かった。そんな美琴は今、診察室のドアの隙間から中を覗いている。中では美穂が患者に悪戯をしている最中だ。「暖房が効き過ぎて暑いわね。あんずちゃん、服全部脱いじゃおうか……」「はい、先生」あんずは虚な瞳で立ち上がると、制服のような上着のボタンを外...

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囁く家の眠れる少女

3  美穂は予想以上に、深く催眠に掛かったあんずに満足していた。彼女は今、美穂の目の前でガックリと俯いていた。コレならあたしの思い通りに動くだろう。そう、生きた人形のように……。眠っていても、あたしの声には反応するハズだ。しかしいきなりはマズイ。まずはお試しだ、お試しで確かめてみなくては。その第一段階として……。美穂は眠るあんずの横に腰掛けると、彼女の細い肩に片手を置いた。そして彼女の耳元でそっと...

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囁く家の眠れる少女

2 「催眠術なら眠ってる間に治っちゃいそうでしょう。ねっ、先生……」そう言って美穂を見つめたあんず。大きな瞳に少し尖らせた唇。それらは薔薇の蕾のように可憐だった。あぁ、可愛い、なんて可愛いの……。濡れた瞳にその唇。柔らかいんでしょうね。唇だけじゃない。身体中どこを触っても柔らかそう……。触ってみたいわ。うぅん、触るだけじゃダメ。それだけじゃモノ足りないわ。その時美穂の胸に、悪戯心というにはあまりに淫らな...

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囁く家の眠れる少女

囁く家の眠れる少女PROLOGU その涙型のガラス玉には、ダイヤモンドのようなラウンドブリリアントカットが施されていた。20センチ程の細い鎖の先にぶら下がったそれは、細い中指と親指で摘まれ、時計回りにクルクルと回転していた。やがて回転が止まると、鎖の捩れを戻すように反対に回り始めた。1 「あぁー、可愛いわぁ、あんず。あんずちゃん。どうしてそんなに可愛いの? 一目でいいからあなたに会いたい。でもね、またコンサ...

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蛍の言の葉

       ー蛍の言の葉ー蛍の言の葉はお知らせや予告、作者の近況などをお知らせします。□ あとがき『訪問販売員 梨々香 4』の連載が終わりました。今回は全5話という、ショートショートで、まさにお正月スペシャルという感じの連載でした。この梨々香のシリーズはまだ続くと思われます。(何か面白そうなオモチャを思いつけば・・・)□ お知らせさて次回作は、このブログ初の催眠術を扱った作品です。タイトルは、『囁く家...

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梨々香より愛を込めて

5 最終話  「指とローターで生殺しにしてあげる」梨々香は絵里に言われ、自分の膝裏に両手を入れると股間を開いた。「そうよっ、いい格好じゃない。どんなに感じても手を離しちゃだめよ」「うっ、うん……」「そしたら……、ちょっと待ってね.……」絵里は左の中指に、ローターをセロテープで巻きつけた。張り付いたローターを確認するとスイッチを入れる。淫靡な微振動が指先に伝わり、絵里の唇をニヤリと歪ませた。「これでよし……、...

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梨々香より愛を込めて

4 梨々香の蜜壺の奥。1ミリ刻みで見つけたソコは、究極の一点 "快感のツボ" だ。ソコに今、絵里の指先がピタリと当てられた。「一番弱いココを、たっぷりと虐めてあげる」狭いソファの上で、梨々香はうつ伏せのまま、届かぬ両手をバタつかせた。「ココを指先でこうやって……、クリクリクリクリ、ほぉ~~らっ」指先の微妙な動かし方。それがまた、梨々香の性感を高めるのに一役買っていた。それは今まで培ってきたスキルといって...

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梨々香より愛を込めて

3  「さっ、たっぷりと虐めてあげる。梨々香、あなたが女を責めるように、焦らして焦らして焦らしまくるの。どう? 面白そうでしょう?」絵里が改めて膝を曲げる。すると梨々香の腰がまた浮き上がった。そして近づいたソコに両手の指を添える。「いやぁん、ねぇ絵里、そんなコトやめてよぉ」「なに言ってるの。人には散々やっといて……。まずはココをパックリと拡げて、観察するの……。うっふふっ。ドアップで見れるわね」「...

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梨々香より愛を込めて

2 梨々香のマンションのリビングに置かれたソファの上。絵里は梨々香の上に重なると、右手を梨々香のパンティに潜り込ませると、伸ばした舌を梨々香の口に "ヌルリ" と滑り込ませた。「梨々香、もっとあなたの舌を頂戴……」長いキスを続けながら、絵里は梨々香の舌を吸った。唾液を飲み込み、今度は自分の舌を深く差し入れた。同時に蜜壺の入り口に重ねていた中指を、 "ヌルヌル" と、そしてゆっくりと差し込んでいった。「んっ、...

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梨々香より愛を込めて

梨々香より愛を込めてPROLOGU 八咫女神家の屋敷を後にした時、空はすっかり茜色に変わっていた。静江と真白を思う存分責め抜き、それなりに満足した梨々香だったが、彼女の中にはまだ淫らな炎が燻っていた。そんな燻りを胸の奥に宿したまま、梨々香は友人の『絵里』を迎えようとしていた。1 「梨々香ぁ、あんたさぁ、本当に仕事が趣味と実益を兼ねてるよねぇ」「そうぉ?」梨々香のマンションのリビング。二人はソファで水割り...

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蛍の言の葉

       ー蛍の言の葉ー蛍の言の葉はお知らせや予告、作者の近況などをお知らせします。  あけましておめでとうございます 今年も “あなたの燃える手で” をよろしくお願いします “ジワジワ”  “ねっとり”  “匂い立つ” をモットーに、  今年も頑張って参ります。  どうぞよろしくお願いします。さて、前回の “言の葉” でお知らせしましたように、新年1発目との作品は、『梨々香より愛をこめて』となります。今...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土