2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

Archive2023年06月 1/1

マリアと響子

11 「中でクチュクチュ動かしたり、小刻みに出し入れもしてあげたわ」差し込まれた麗子様の2本の指は、言葉通りにあたしの中で動き続けた。「そうしながらあの人の快感スポットを探したの」「み、見つかったんですか?」「えぇ、すぐにね。もっともあれだけ反応してくれたら、誰でも簡単に見つけられるんじゃない……? マリアのはココね。ほらっ、ココ」麗子様の指先が、あたしの奥の敏感なスポットにピッタリとあてられた。「あ...

  •  0
  •  0

マリアと響子

10 「そのバスルームね、浴槽の角と部屋の角の間に、座れるくらいスペースがあってね、良子をそこに座らせたの……」「麗子様は浴槽の中ですね……」「そう、だから良子は一段高いところに座ってるわけ……」「ってことは、ママさんのおま○こが、目の高さにあるってことですよね」「そう。それで大きく足を開かせて、両手をソコに伸ばしてビラビラを」「まさか、ひ・ろ・げ・た?」「もちろん。大きく大きく、パックリとね」「うわぁ、...

  •  0
  •  0

マリアと響子

9  「それであたしの右手は、首尾よく良子のアソコへ到着したの」お尻を触っていた麗子様の手が、前へと移動してきました。「あぁ麗子様ぁ、あたしなんだか……」「マリア、まさかあなた、濡らしてるんじゃないでしょうね」「えっ? そんなっ、とんでもない。あたしは、あたしは……」「ホント?」「ホントです……」「まぁいいわ、すぐに調べてあげる。もし濡らしてたら、お仕置きよ……」「はい。それより麗子様ぁ、続きを……」「...

  •  0
  •  0

マリアと響子

8  麗子様はあたしの手を恋人握りに握ったまま、ママさんとのホテルでのことを話を始めた。「部屋に入って鍵を閉めるとすぐ、あたし達は抱き合ってキスをしたわ」「あたしはジーンスにTシャツで彼女も似たような格好だったから、キスが終わる頃には二人とも下着だけになってた」「早っ……」「そのままベッドに倒れ込むように腰掛けたの、でも良子がシャワーに入りましょう……、って」「確かに暑かったですから……」「そうね、そ...

  •  0
  •  0

マリアと響子

7  麗子様は記憶をたぐるように、あの日の二人の痴態を話し始めた。「縁日で初めて響子ちゃんと良子に会ったでしょう。その時ビビッっときたの。分かるのよね、レズビアンのシックスセンスっていうか、女しか愛せない女のオーラっていうか……」「へぇ~、ビビッと」「しかも、マリアと響子ちゃんはどっか行っていなくなっちゃうし」麗子様は仰向けのまま、首だけをあたしに向けにっこりと微笑んだ。「あたし達、神社の裏の方...

  •  0
  •  0

マリアと響子

6  あたし達はお互いの秘密を打ち明けることになった。それは響子ちゃんの、他愛もないこんな質問がきっかけだった。「ねぇ、マリア。マリアと麗子さんって、二人で暮らしてるの?」「そうだよ」「ってことはさぁ、もしかして二人の関係って……、だったりする?」「なによぉ、 "だったり" って」「だからさぁ、女同士の関係なの? ってこと」「えっ、あぁ、まぁ、そこはご想像にぃ……」「やっぱりねぇ、そうなんだぁ~」響子...

  •  0
  •  0

マリアと響子

5 響子ちゃんの親指と、たぶん人差し指が、乳首を "チョン" と摘み上げた。だからあたしは反射的に、「きゃん」と小さく声を上げてしまった。「 "きゃん" って、可ぁ~愛いぃ~マリア。超絶可愛いねぇ」「そっ、そぅお?」「ねぇ、前に言ったよねぇ。あたし女の人が好きだって……。マリアは?」「まっ、まぁ、男の人よりはいいかなぁ~って」「そうなんだぁ。ねぇ、キス、しよっか」そう言って響子ちゃんは、あたしを熱く見つめて...

  •  0
  •  0

マリアと響子

4  あたし達は座る場所を探しながら、気がつくと神社の裏手に来ていた。あたし達は柊の垣根の隙間を屈んで抜けると、新たな場所に出た。そこは神社の書庫らしく、一言で言うなら離れみたいな場所で、普段は昼間でも人は来ないような場所だ。しかも明かりはないからかなり暗い。でも柊の隙間から縁日の明かりが届いて、不自由なほど暗いわけでもない。あたし達は、本来なら賽銭箱が置いてある場所に腰を下ろした。「ふぅ~暑...

  •  0
  •  0

マリアと響子

3 アマデウスでの出会いが、響子との最初の出会いだった。今にして思えば、二人がこういう関係になったのは、必然だったのかもしれない。だってそれからすぐ、あたし達は女同士の関係になったのだから。それはまるで、神様がそうしたかのように……。あたし達が住んでいる街は『夢の森』という街だ。この街には夢の森駅という駅があって、街はこの駅の西口と東口で大きく二分されている。西口にはバスターミナルや幹線道路、そして...

  •  0
  •  0

マリアと響子

2 コーヒーがテーブルに置かれ、続いてケーキが置かれた。その時カップに伸ばしたあたしの手に、響子の手が触れた。「可愛い手。言われません?」響子はそう言ってあたしの手を両手で挟むようにすると、スルスルと撫で始めた。「い、いえ、別に、言われたことないですけど」そう言って挟んだ手の甲を上にした。「綺麗な指、爪も可愛い」「つ、爪……?」「スベスベで、柔らかくて。女の子の手って感じ」すると今度は、クルリと返し...

  •  0
  •  0

マリアと響子

マリアと響子PROLOGU その日マリアは、久しぶりに『カフェ アマデウス』を訪れた。「いらっしゃいませぇ~」「きょ~こっ」「マァ~リアっ」響子はマリアの後ろを、店の奥へと歩いていく。マリアは店の一番奥にある、いつものソファ席に座るとバッグを隣に置き、スマホを取り出してテーブルに置いた。1 マリアはスマホを手にすると、画面に指先で触れた。そんなマリアを見下ろしながら、響子が言った。「ねぇマリアぁ、あたし達...

  •  0
  •  0
About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土