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あなたの燃える手で

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Categoryバビロンリング 1/3

バビロンリング

11 ー最終話ー霧が薄まっていく。少しづつ、少しづつ。宙を舞う羽のような感覚だった永遠に、上下の感覚が戻りってきた。霧が晴れると、永遠はあの占い師の前に座っていた。時間は10分も経っていないようだ。「今のはいったい? 夢?」「大丈夫?」占い師は優しく永遠に声をかけた。「あたし指輪を嵌めたら、急に……。それであなたが、占い師さんが……、あたしに、あのぅ、そのぅ……」「そう、あたしが……。それでどうだった? 夢...

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バビロンリング

10永遠はドロシアの2発目の迸りを感じた。しかもそれはさっきよりも奥だ。「嫌っ、嫌嫌っ。嫌ぁぁぁ~」「どうだい、奥にたっぷりと出してやったよ。これでお前は確実に……」「嫌ぁ~」「あぁ、また出る。出るよ……」ドロシアが、真上から永遠の顔を観察するように覗き込む。永遠と目が合うと、その口がパックリと三日月のように割れた。「嫌ぁぁ~、もうやめてぇぇ~」「んん? 嫌? でももう我慢できないよ。あぁ出る。出る出る...

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バビロンリング

9さっきまでベッドに貼り付け状態だった永遠は、いつのまにか仰向けのまま両足をあげ、その膝は腹に着くくらいに曲げられていた。そして不思議なことに、相変わらずなんの戒めも受けていない手足は動かないのだ。そんな永遠の上に被さるように重なり、ドロシアのグラインが始まった。深く浅く深く浅く、そのストロークはとても長いものだ。そんな動きを繰り返すドロシアの口は、パックリと三日月のように割れている。永遠自身、い...

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バビロンリング

8蝋燭を片手に、ドロシアは永遠の乳首に噛み付いた。「ひぃぃ~、いっ、痛いぃ~」ドロシアはしっかりと痛みを植え付けると、その歯型の残る乳首にロウソクを近づけた。「えっ、あっ、いやっ」「まだ痛い乳首に、ほぉ~らっ、たっぷり」タラリタラリと、痛む乳首に白いロウが垂れていく。ロウは白いマグマのように乳房の斜面を流れていき、やがてそのまま固まって言った。「さぁ、次はどうしてやろうか……」「いやっ、もうやめてっ...

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バビロンリング

7一瞬でベッドに移動した永遠。その体は縛られてはいない。しかし動かない。なぜ動かないかはわからない。何か不思議な力で動けなくされている、としか言いようがない。「な、何? 何なの?」気がつけば最後の砦だったパンティさえも消え去り、今や完全なる全裸となっている。そんな永遠は、ベッドでくねるように抵抗を見せていた。「どうだい? ベッドの寝心地は……」ベッドの側に立ち、ドロシアはもがく永遠を楽しそうに見下ろ...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土