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あなたの燃える手で

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Archive2023年02月 1/1

小料理屋の二階

22 女将さんの舌が、下半身へと近づいていく。あたしの両足は膝を曲げて縛られ、両手は十字架の横木のように布団の下を通った一本の縄で縛られている。あたしは自らの体重でその縄を押さえつけているわけだ。布団の下を通った縄は、思った以上に体を拘束するようだ。一方女将さんは下半身を布団の上に投げ出し、舐めるというか味わうというか、舌を這わせながらあたしの下半身へと降りてくる。しかし軽くなった上半身で身悶えたく...

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小料理屋の二階

21  「女王様とは違いますもんね、女将さん」「そうね、女王様が熟女になってベテランになった。それがあたし……」「えっ……?」「その女王様はレズだったの。物心ついた頃から女しか愛せない根っからのレズビアン。何人もの女と体を重ねて……。持って生まれたS性からSMへの目覚めも早かったわ」「それが、女将さん……?」「そうよ。SMプレイと言われるものが全てやり尽くしたわ。そうしてたどり着いたの。自分の一番したいプレイに」...

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小料理屋の二階

20  「それじゃ二階へ行きましょう。このあいだの部屋よ」二階の部屋に入ったあたしの目に、数本の縄とオモチャが飛び込んできた。「女将さん、これ……」「久留美ちゃんがいつ来てもいいように、ちゃんと用意しておいたの」「そうなんですね……」あたしこれから縛られるんだ。そう思ったら、なんだか緊張してきた。だって縛られたことなんてないし……。怖さ半分、楽しみ半分って感じだけど、でもちょっと怖さの方が……。「どうしたの...

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小料理屋の二階

19  絶頂を迎えたあたしは、ビクビクと痙攣する体を自分でもどうすることもできず、ただただ快感を貪っていた。その夜、あたしは女将の言葉を思い出していた。「強制的に焦らされて、逝きたくても逝けないの」「逝けそうで逝けない久留美ちゃんが凄く可愛い」「ここをこうされたら堪らないでしょう」「こんな快感がずっと続くのよ」あぁ、だめだ。きっと、きっとあたしは、ううん、きっとじゃない。絶対だ、絶対あたしはまたあの...

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小料理屋の二階

18 「ひぃぃ~、逝く逝くっ、逝くっ、逝くっ、もう逝くっ、逝かせてぇぇ~」その搾り出すような声は、まさに久留美の断末魔の声だった。「まぁ、そんなこの世の終わりみたいな声出してぇ」「だって、あぁ逝くっ、逝く逝くっ、あぁもう逝かせてっ、逝かせてぇ」「んん? まだよぉ~。もっとトロトロに煮込むの。弱火でじっくりと」「もういいから、いいから逝かせて。ねっ、女将さん……」「うっふふふっ。弱火をちょっと中火にする...

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小料理屋の二階

17 「逝きたい、やっぱり逝きたいぃ~。ねぇ逝かせてっ。逝かせて女将さん」「だぁ~めっ。あたしの赦しがあるまで逝かせません」うつ伏せで後ろから指を入れられ、あのスポットを責めたられた久留美は、あっという間に絶頂に達しようとしていた。「だめっ、だめっ、もうだめっ、そこはっ、あぁ逝くぅ、逝っちゃうぅ~」「まぁ、もうそんなに……? ホントに敏感ねぇ~、久留美っちゃんは」「だって、こんなの、こんなの誰だって……...

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小料理屋の二階

16  「この奥。ほらっ、ここでしょう? ここをじっくり責めたら。久留美ちゃんどうなっちゃうかしら。あぁ、なんだかゾクゾクしちゃうわぁ~」「はぁぁ~、そこ、女将さんそこぉ~、あぁぁいいぃ~」「そうよぉ、言ったでしょう。女の体は女が一番よく知ってるって……」「う、うん。でも、でも、こんなに……」「そう、男とじゃこうはいかないわ。女同士だからいいの。女と女。同じ体を持つ者同士だから、快感を高め合えるのよ...

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小料理屋の二階

15 「花びらを拡げて、おま◯こに鼻をくっつけて、匂いを嗅がれちゃうの」「いやぁぁ~~、そんなの絶対いやぁ~~」そうは言っても、うつ伏せのシャクトリムシのあたしはどうしようもない。動けない、逃げられない、もちろん抵抗なんて夢のまた夢だ。一方女将さんは女将さんで、あたしのあそこを改めてグイッと拡げ直した。「さぁ、嗅がせてねぇ。久留美ちゃんのここのに・お・い」「いやっ。ねぇ、ホントに、ホントにやめてっ、...

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小料理屋の二階

14 「さぁ、次はおま◯こをパックリと、大きく大きく拡げるわよぉ」「いやっ、そんなのだめっ、だめぇ~、絶対だめぇぇ~」しかし久留美は、そこに女将の十本の指を感じたのだった。その手を払いのけたくても、うつ伏せのシャクトリムシのようになると、手が全く届かないのだった。「あぁぁ~ん、嘘っ、届かない、届かないよぉ~」「そう、こうすると届かないの。うっふふふっ。さっ、見せて……」「いやっ、いやぁぁ~」「こうやっ...

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小料理屋の二階

13 うつ伏せのあたしに女将さんが重なり、ズッシリと体重を掛けてきた。しかもご丁寧に、女将さんはあたしの両手首を掴んでいる。「背中舐めてあげる。ゾクゾクして堪らないわよ」右の肩先に感じた柔らかな舌は、耳元へと移動すると、そこから首の真後ろへ、そして背骨の真上を下へと降りていく。「あぁぁ、いやぁぁ~ん。んぁぁ~」「ねぇ、ゾクゾクするでしょう」「あぁぁ、だめっ、こんなのだめぇぇ~」「んん? 大袈裟ねぇ、...

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小料理屋の二階

12 「Mの人はね、そんなことされてみたいって思うの。誰にも言えないけど、心の奥底ではそんな願望を持ち続けてるのよ」「でもあたしは……」「ううん、久留美ちゃんもそう。あたしにはわかるわ」「あたし、が……?」「そうよ。ねぇ、ちょっと試してみない? 軽く縛って。そうしたらもっとリアルにわかるんじゃない?」「えっ……? 縛るって、縄かなにかで? でも縄なんて……」「あるのよ、それが……」女将さんは布団から抜け出ると...

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小料理屋の二階

11 女将さんの指先が、腫れ物のように敏感になった部分で動き出した。「うっふふふっ……、ジワジワとじっくり虐めてあげましょうね」聞き違いだろうか? 今、虐めるという言葉が聞こえたような……。「えっ? 虐める?」「そうよぉ~。初めて触られたんでしょう? ここ。だったら快感もひとしおでしょう」「うっ、うん。凄く気持ちいい」「でしょう? そんな敏感んなところを、ネチネチとジワジワと触られたら、久留美ちゃんどう...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土