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あなたの燃える手で

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囁く家の眠れる少女

3  
美穂は予想以上に、深く催眠に掛かったあんずに満足していた。彼女は今、美穂の目の前でガックリと俯いていた。

コレならあたしの思い通りに動くだろう。そう、生きた人形のように……。
眠っていても、あたしの声には反応するハズだ。しかしいきなりはマズイ。
まずはお試しだ、お試しで確かめてみなくては。その第一段階として……。

美穂は眠るあんずの横に腰掛けると、彼女の細い肩に片手を置いた。そして
彼女の耳元でそっと囁いた。
「あんずちゃん、わかるわね? あたしが誰だか……」
「はい、花町先生です」
「あらっ、そんな硬い言い方……、美穂先生でいいわ」
「はい、わかりました。美穂先生」
催眠のせいか、あんずはさっきまでの元気は影を潜め、どこかボンヤリとし
た感じだ。しかしそれでも意識はしっかりしている。
「あなたはもう先生の言うことはなんでも聞くの。いいわね」
「はい、美穂先生」
「逆らうコトはできないのよ。どんなに嫌なコトでも、恥ずかしいコトで
も、あなたは先生の言う通りにするの、うぅん、してしまうの」
「はい、美穂先生」
「手や足が動かないと言ったら、あなたの手足はもう動かない。どんなに力
を入れても、体が石になったようにビクともしないの」
「はい、美穂先生」
「いい? あんずちゃん。あなたの体はもう先生のものよ」
「はい、美穂先生」
「いい子ね、あなたとっても可愛くていい子よ」
「はい、美穂先生」

やった、コレでこの子はもう完全にあたしのものだ。催眠から目覚めるま
で、あたしの言うコトはなんでも聞くだろう。
さぁ、お試しの第二段階だ。

「あんずちゃん。立ち上がってスカート捲ってみて……」
「はい、美穂先生」
あんずは美穂の横で立ち上がると、クルリと美穂に向き直り、膝下まであっ
たスカートをたくし上げた。そしてシワになったスカートを両手で握ると、
そのまま上に引き上げた。
あんずの白いパンティが100%丸見えになった。しかもあんずは、スカート
を持ったまま動かない。
美穂はソファに浅く腰かけ直し、目の前でパンティを見せているあんずに右
手を伸ばした。

その時、診察室のドアが音もなく5センチ程の隙間を作った。
その隙間から中を窺う女。彼女は美穂より3つ年上の43歳。この花町催眠ク
リニックの事務をしている、『有馬美琴』だった。琴美は催眠術にかこけ、
美穂が時々女の子に悪戯するのを知っていた。

「まぁ、可愛いパンティね。それに綺麗な脚……ツルツルでスベスベ」
そんなことを言いながら、美穂はあんずの太ももを撫で回している。
「まぁ、先生ったら。またあんなコトさせて……。ホントに悪い人ねぇ。で
もあんなに可愛い子じゃ無理もないか」

美琴は薄ら笑いを浮かべながら、中を覗き続けた。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土