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あなたの燃える手で

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夢の森歌劇団

13  
レイラと鏡花は、ソファに座る自分たちの膝に、レイラは恋を、鏡花は雫を
うつ伏せにさせた。それは二人の娘が、母にお仕置きを受ける格好だった。

「さぁ、覚悟なさい。百発は叩きますよ。数は自分で数えるのよ。ちゃんと
聞こえるように大きな声ではっきりとね」
「は、はい……」
レイラと鏡花の膝に伏せた恋と雫。その直角に折れ曲がったお尻を、二人の
平手が容赦無く打ちつけた。
 "パン、パン" と小気味よく打ちつける平手は、止まるコトなく続いた。
ソコは真っ赤に腫れ上がり、所々透けるような赤いモノも散見された。
「ひぃぃっ、痛っ、痛いっ、痛いですぅっぅ~~」
「もう、もうお赦しくださいっ」
「あらあらっ、もう?」
「しょうがないわねぇ~。それじゃ半分の五十発にしてあげるわ」

数が半分になっても、二人は早々に音を上げた
「さぁ、あと十発。 最後の十発は、心を込めて打ってあげるわ」
「知ってる? 雫。打って "ジン" と痛くなったところをタイミングよく打
たれると、凄く痛いのよ……。あたしね、それがとっても上手なの」
「いやっ、いやっ。お赦しください鏡花様」
「うっふふっ。だめよっ。あたしこの打ち方が大好きなの」
鏡花の唇が、意地悪くパックリと割れた。
「こうでしょう……。ほらっ……。そして二発目が、こう……」
 "パン" と言う打撃音の後、絶妙なタイミングで二発目が叩き込まれた。
「いっ、痛っ、痛いぃぃ~。いやっ、いやっ、もういやぁ」
「ねっ、痛いでしょう。もっと力を入れて打ってもよろしくて?」
「いやっ、いやですぅぅ~」
「ほらっ、そして……、ほらっ」
 "パン"  "パン" と連続するようなその音は、雫の悲鳴にかき消された。

「まぁ・鏡花。血が滲んでるじゃないの…可哀想にぃ」
「あらっ、レイラ。あなただってあたしと変わらないと思うけど?」
「そうかしら?」
「そうよ……。ねぇ、そんなコトより、早く蝋燭垂らしましょう。血の滲ん
だお尻に、赤い蝋のお花を咲かせるんだから」
「もう、ホントに好きね。鏡花」
「だってぇ、あれはとっても素敵な悲鳴が聞けるんですもの」
「そうね。それじゃ……」

レイラはボストンバッグを開けると、赤い蝋燭を2本取り出した。そのうち
の1本を鏡花に渡すと、ライターで火を点ける。
レイラはその炎を、恋の顔に "グッ" と近づけた。
「ほらっ、見なさい。これをたっぷり垂らしてあげますからね」
鏡花も火を点けるとそれを高くかざし、効果的な落下地点を探している。
「さぁ、何処かしらぁ? 一番効きそうな場所は……」
半べそでレイラと鏡花の膝にうずくまる恋と雫のお尻に、赤い熱楼がポタポ
タと落ち、文字通り赤い花を咲かせていった。
「ひぃっ、ひぃぃ~、いやっ、いやぁぁぁ~」
「ふっふふふっ。熱いでしょう。これはいいお仕置きになるわねぇ~」
「この血が滲んでるトコ。ココに垂らしたらさぞ熱いでしょうねぇ。すぐ近
くから溶けたての蝋を垂らしてあげるわ。ほぉ~らっ、ポタポタポタぁ~」
「ひぃぃ~、熱いっ、熱いぃぃ~、もうだめっ、もうだめですぅぅ~」
「まだよぉ~、まだまだ……。ほらっ、こっちも、こっちも」

二人の悲鳴を楽しむように、熱楼はたっぷりと垂らされた。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土