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あなたの燃える手で

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Archive2008年02月 1/1

花散る午後

22『水密流・生け花展』は大成功の内に終わった。一際大きな志帆の作品を引き立てるように生徒達の作品が並び、また生徒達の作品を志帆の作品が力強く牽引するかのような、見事な作品の配置であった。グランドオープンの催しも午後5時には終わり、生徒達は待ちに待った1泊の宿泊券を取り出した。フロントでキーを受け取ると奈津子と5人はエレベーターで10階に上がった。この階にある ”トリプル” の2室が招待された部屋になっ...

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花散る午後

212月も下旬に差し掛かったある日、志帆の教室のメンバーが顔を揃えていた。稽古も終わり、志帆と向かい合った5人の前には、生けられた色とりどりの大小の花が並んでいた。正座をしている志帆は改めて襟元をただすと、おもむろに口を開いた。「今日は皆さんに嬉しいお知らせがあります。この春、ここ「夢の森」にグランドオープンする『ホテル・クイーンホリデー』の式場とメインロビーのお花を、うちで生けさせてもらえること...

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花散る午後

20「上手よぉ、奈津子さん。そう、そう、あぁぁ~いいわぁ。そろそろあたしも逝きたくなってきたわぁ~」「それじゃ、そろそろ……」頃合いを見計らったようにリーダー格の綾子が口を開いた。「まだよ。みんな、あたしが逝くまで逝かしちゃだめよぉ」「わかってるわ。あたし達はまだまだ楽しみたい位なんだから……」「ふふふっ、そうね。あぁぁん、いいわぁ。それじゃもう少し楽しみましょうか。ねぇ、奈津子さん」そう言って志帆が...

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花散る午後

19肉豆に加えられた新たな責めは、奈津子に恐ろしい快感を与えた。奈津子の体はもはや完全に5人のものだった。逝くも逝かぬも彼女らの指先1つに掛かっていた。奈津子は離れては押し付けられる志帆の淫花で、言葉にならない喘ぎを続けている。その時、蜜壺の奥の奈津子の泣き所でもある一点のスポットを責め立てながら、美幸がその唇を歪ませて言った。「んん~、また締め付けが強くなったわぁ。どう? 逝きそうで逝けない気分...

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花散る午後

18奈津子の口に年上の淫花の蜜の味が広がった。舌で舐める度に志帆の体に快感が走っていくのが分かる。「あぁぁん。そうよ。上手よ奈津子さん。もっと、もっと舐めてぇ」奈津子の乳首を舐めながら、その様子を近くで見ていた恵美が奈津子の耳元に口を寄せた。「師範の志帆さんを逝かせるまで、あなたはこのまま生殺しよ。いいわね」それは4人からの責めを受け、今にも逝きそうな奈津子にとって余りにも残酷な言葉だった。しかも...

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花散る午後

17奈津子は両手首を恵美に押さえられ、その恵美は嫌がる奈津子を楽しみながらその首筋を舐めている。脚はそれぞれ綾子と美幸にM字に固定され大きく開かされ、その脚の間に腰を下ろした和美が奈津子の蜜壺を指で責めながら、裏のすみれ色の窪みを舌で舐め続けていた。その様を1人眺めていた師範の志帆が、いつの間にか全裸になると、奈津子の顔を跨いで立った。真下を見下ろす志帆と、天井を見上げる奈津子の視線が絡まった。「...

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花散る午後

16 奈津子の体は綾子の指嬲りに完全に支配されていった。全身の力は抜け、無尽蔵に生まれてくる快感にその身を翻弄され続けていた。恵美はその様子を見ると背中から降り、奈津子の片腕を押さえながらそのうなじに舌を伸ばした。熱い息と共に淫らな言葉をその耳に注ぎ込んだ。「感じるでしょう。奈津子さん。綾子さんとっても上手なのよぉ。みんなでもっともっと虐めてあげる。じっくりとねぇ。」「いやぁ、やめぇ」「ふふふっ、...

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花散る午後

15手際よく全裸にされた奈津子の背中には、恵美が脚の方を向いて跨っている。両脚を美幸と和美によって大きく開かされ、奈津子のバラの花びらがその姿を晒していた。「いやぁ、やめてぇ」「ふふふっ、よく見えるわよぉ。奈津子さん」リーダー格の綾子が、奈津子のソコを覗き込みながら、その羞恥心を煽るように言い放った。「どれどれ開いてみましょうか。奈津子さんの秘密の花園を……」「いやぁ、いやぁ……あっ、あぁぁっ」綾子の...

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花散る午後

14奈津子の背中に跨った恵美の前には、奈津子の白いシャツの背中と、乱れた髪が見下ろせた。恵美は奈津子のシャツを自分の下から引き出した。すると左右から伸びた別の手がそのシャツの袖を抜いていった。恵美は目の前にある水色のブラのホックを外し、右手で取り去った。そして下半身はスカートがずり降ろされ、両脚から抜かれた。「まぁ、見てぇ。綺麗な脚」そして奈津子は俯せのまま両脚を開かされた。その身を隠す物はショー...

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蛍の言の葉

 『蛍の言の葉』は、予告やお知らせ、作者の近況報告などをお伝えします昨日、検索エンジン『駄文同盟.com』に登録しました。このサイト曰く、 ” 全ての創作系個人サイトが検索/登録できる検索エンジンです ” とあるように、駄文同盟と言う名前が付いていますが、小説だけではなく、色々なサイトが登録されているようです。ここの特徴として、登録されているサイトの検索方法に ”詳細検索” というのがあり、数多くのカテゴリー...

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花散る午後

13その部屋は8畳の和室だった。三方の襖は閉まり、庭に面した障子からは、柔らかな光が静かに影を落としている。その部屋の真ん中に敷かれた布団の上で、暫しの眠りから覚めた奈津子は、4人の生徒達と志帆の声を聞いた。「どう? 具合は? 大丈夫?」その声に奈津子は頭を持ち上げ起きあがろうとしたが、肩が浮いたところで優しく寝かしつけられた。「あっ、あたし……」「いいのよ。そのまま横になってて」「でも……」奈津子の...

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花散る午後

12庭の池が茜色に染まり始めた頃、奈津子はようやく解放された。「どうだった? 奈津子さん。このお教室には後4人の生徒さんがいらっしゃるのよ。今度ご紹介するわね」志帆は熱く絡みつくような視線を奈津子に送りながら言った。「はい。楽しみにしています」奈津子は旅先のホテルでの妄想が、現実になるような予感を感じていた。数日後、奈津子は先日の予感を拭いきれぬまま再び志帆の家を訪れた。今日は他の生徒達も来る稽古...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土