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小料理屋の二階
30 最終話あの日尿道を責められてから、あたしはもう女将さんの虜だった。もう何度この小料理屋の二階で……。多分両手では足りないだろう。そして今日もあたしは、『百合の小径』の二階にいる。「さぁ、久留美。今日はうつ伏せで磔よ」「はい」最近あたしは、二階にある長方形のローテーブルの脚に、手足を縛り付けられることが多くなった。そのローテーブルは四辺のバランスがあたしの体と丁度良いのだ。あたしは言われるままにテ...
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小料理屋の二階
29 あたしのクリちゃんに、女将さんの舌が襲いかかった。もちろん片手の指先は、奥のあそこをクリクリしながらだ。それは今までの快感が二倍になって、それがそのまま続いていくような、そんな気持ち良さだった。これはもう縛られていなくても、あたしはきっとこの快感に縛られていただろう。しかも女将さんはその快感を絶妙にコントロールできるようで、強からず弱からず、逝きそうで逝けない、逝けなそうで逝きそうな、そんな...
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小料理屋の二階
28 「いやぁぁ~、もうだめっ限界。逝かせて、お願いだから逝かせてぇぇ~」「限界なの? そう。でもね、本当の限界はそのずっと先にあるものよ」「ほらっ、綿棒を抜いて、今度はおま◯この奥のあ・そ・こ・をまた指先でクリクリしてあげる」「いやっ、いやっ、今あれをされたら……」「そうねぇ、もう久留美ちゃんの体は敏感になりきってるもの。今あれをされたら、堪らないでしょうねぇ~」そして綿棒が抜かれ、それと後退するよ...
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小料理屋の二階
27 「尿道で逝くのよ。久留美ちゃんはオシッコの穴で逝っちゃうの」「そんなの、そんなの無理ぃ」「大丈夫、クリちゃんと尿道の快感が一つになるから。でもその時はもうどうしようもなくて、いやでも逝っちゃうわ。どんなに恥ずかしくてもね」最初は信じられなかった。でも、でもその時は本当にやってきた。女将さんの言う通り、クリちゃんの快感が尿道と一つになって。どうしようもなくなってきたのだ……。「あぁぁ~、いやぁぁ~...
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小料理屋の二階
26 「綿棒を出したり入れたりしたら。久留美ちゃんどうなっちゃうかしら?」ザラついた感覚を残しながら、尿道から綿棒が抜かれていった。とりあえず綿棒が尿道から抜かれた。でもホッとするのも束の間、綿棒はまたそこへ戻ってきたのだ。「うっふふっ。さぁ~入れるわよぉ~」ザラザラの先端が "ヌッ" と頭を入れた。そして綿棒は立ち上がるように角度を変えると、尿道の奥を目指して進み出した。「あぁん、いやぁ……」綿棒の綿は...
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