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あなたの燃える手で

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Archive2023年01月 1/1

小料理屋の二階

10 その時、あたしの体に一際強い快感電流が流れた。「見ぃ~つけた。久留美ちゃんの気持ちのいい・と・こ・ろ」「ここねぇ……、ほらっ、ここ」女将さんはそう言って、もう一度ソコに指先をそっと当てた。自分でも知らなかった場所だけど、女将さんの指はあまりにもピッタリと当てられ、たぶん自分の指のより正確に触っていると思う。だからあたしの体には、またさっきの快感電流が流れて、しかも触っている間ずっと流れ続けている...

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小料理屋の二階

9「ほぉ~らっ、奥まで入れた指をこうやって動かすの」「あぁぁ~ん、女将さん、もう動かさないでぇ~」「だって探してるんだもん。久留美ちゃんの気持ちいいと・こ・ろ」女将さんは右手の中指を入れたまま、再び添い寝のように横たわった。「気持ちいいところ? あぁん」「そうよぉ。女なら誰でもあるの。おま○この奥に……」「そうなの?」「久留美ちゃんは真面目で奥手だから、知らないのかしら」「は、はい……」「そう、じゃぁ...

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小料理屋の二階

8 あたしの脚の間に両脚を入れた女将さんは、右手だけを下半身に伸ばすと、あたしの恥毛をひとまとめに軽く引いてみせた。「あぁん、いやぁん」「見るのは後で……、よく見せてもらうわよ」その間にも、手は更に下へと降りてくる。「あらっ、湿ってるわね。どれどれ……」手はパンティの中で一度浮き上がり、そして指が一本だけ、あたしのワレメを塞ぐようにピッタリと当てられた。「あぁっ」「あらっ? 濡れてるみたいよぉ~、久留...

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小料理屋の二階

7 夢の森商店街の裏道にある小料理屋『百合の小径』。そこの二階で、あたしは女将さんと一つ布団の中、女同士のソレを初めて経験していた。乳首を責められ、開いていた両脚の間に、女将さんの片足が滑り込んだ。「ほらっ、女同士の肌。スベスベして気持ちいいでしょう」そう言って女将さんは、あたしの太ももに自分の太ももを擦り付けた。女の肌。それは確かにスベスベで気持ちいい。柔らかな肉と肉、肌と肌がコ擦れあって……。そ...

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小料理屋の二階

6 女将さんの舌は乳首には触れず、乳輪の上で輪を描いた。「うっふふっ…こうしてから舐めるとね、もっと感じるのよ」あたしは女将さんの舐める右乳房に疼きを、いやもどかしさを感じ始めていた。それはあたしの中でどんどん大きくなって、やがて乳首を舐めて欲しくてしょうがなくってくるのだ。でも女将さんの舌は、そんな気持ちを知ってか知らずか、乳輪の上でゆっくりと輪を描き続けている。「どうぉ? もどかしいでしょう? ...

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小料理屋の二階

5 女将さんの両手の指先が、あたしの二つの乳首を挟み込んだ。「挟んだだけでこんなに硬くなっって。ほらっ、指でコリコリしてあげる」女将さんの指は、あたしの乳首を挟んだり緩めたり、挟んだまま引っ張ったり……。「あぁぁ~ん、女将さぁ~んだめぇぇ~」「だめ? だめじゃないでしょう? だってこうされたら……」すると女将さんの指が小刻みに、硬くなった乳首をピンピンと弾きだした。しかも女将さんはあたしの反応を楽しむ...

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小料理屋の二階

4 二人の唇が重なった。あたしは生まれて初めて、女の人とキスをした。柔らかい、女将さんの唇。女の人の唇ってこんなに柔らかいんだ。それが女同士キスをして、初めて感じたことだった。女将さんの乳房があたしの乳房に重なって、フワリと潰れている。太ももも触れ合って、これがまた柔らかい。なにもかも、なにかもが柔らかい。そんな柔らかさから、女将さんの優しさが伝わってくる。だからあたしは、「女将さん、もう一度して…...

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小料理屋の二階

3 布団に入って目を閉じて、まだ十分も経っていないと思っていたのに……。今あたしの横には、女将さんが添い寝をしている。布団の中に潜り込んだ女将さんは、長襦袢姿のようだ。そんな女将さんからは、さっきまでしなかった香水のいい匂いがフワッと薫ってくる。「女将さん……、どうしたんですか……?」「久留美ちゃんの寝顔が可愛いから、一緒に寝たくなっちゃたの」「えっ、でもっ、あっ……、服が……」寝た時には確かに着ていたシャ...

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小料理屋の二階

2 女将さんは暖簾を仕舞うと、そのまま戸を閉め鍵をかけた。「寒いわねぇ~。あたしも飲もうかしら? 熱燗で……」数分後、女将さんはお盆に二本の徳利を乗せてあたしの隣に座った。女将さんが隣に座った時、あたしはもう三本目の徳利を傾けていた。それを見ると女将さんは、あたしの手から徳利を奪い取ってお酌をしてくれた。それからあたし達は取り止めのない話を続け、あるタイミングで女将さんがあたしの顔をじっと見つめた。...

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小料理屋の二階

小料理屋の二階PROLOGU 駅の西口を出て、バスターミナルを迂回するように歩くと、大きな幹線道路にぶつかる。そこにある横断歩道から、その商店街の入り口は見えた。商店街には並行した裏道があり、そこには昭和の面影を残す映画館や、妖艶な微笑みを浮かべる熟女がいる本屋などがある。しかし今回はそんな裏道にひっそりと佇む小料理屋、『百合の小径』が舞台となる。1 あたしは毎年、少し遅い初詣をする。理由は二つ。ひとつは...

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蛍の言の葉

         ー蛍の言の葉ー蛍の言の葉はお知らせや予告、作者の近況などをお知らせします。HAPPY NEW YEAR 2023 !!あけましておめでとうございます今年が皆様にとって良き年となりますように心よりお祈り申し上げます今年も『あなたの燃える手で』をよろしくお願いします...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土