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あなたの燃える手で

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Archive2021年08月 1/1

マリアの一人旅

13 最終話卍庵から帰った日の夜。マリアは麗子のベッドで全裸で横たわっていた。「そう、そんなに感じたの。よかったわねぇ、マリア」「はい、それはもう」「で、昨日の今日だけど、今夜からまたあたしが可愛がってあげるわ」「はい、麗子様。よろしくお願いします」麗子はマリアと唇を重ねながら、右手を彼女の股間に触れた。すぐに温かな蜜が、その指先に絡み付いた。「あらあらっ、もうこんなに濡らして……。悪い子ねぇ」「はい...

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マリアの一人旅

12女将の指がマリアの快感スポットを、蜘蛛百合の筆はあくまで優しくマリアの肉芽をくすぐっている。この快感拷問にマリア自身、実際の倍以上の時間を感じているかもしれない。「蜘蛛百合、交代する?」「はい、待ってましたよ女将さん。教えてください」「じゃ、あなたの指を入れて……」女将の指に沿わせながら、蜘蛛百合の長い中指がマリアの蜜壺に侵入した。「あぁぁ~ん、そんなぁ~」「まぁ、ホントに熱い」「いい? 今あたし...

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マリアの一人旅

11剥き出された肉芽。拡げられた尿道口。ソコに二人の筆が襲い掛り、枕で持ち上がったマリアの腰は、何度も繰り返し反り返った。「蜘蛛百合の言う通り、筆責めは効果てきめんね」「はい。敏感な体には特に。そういった意味ではマリアちゃんにはピッタリな責めかと……」「そうなのぉ? マリアちゃん」女将は意地悪く微笑むと、マリアの股間からその顔を見下ろした。「筆は、筆はもうだめっ、もう堪えられません。あぁぁ~だめぇぇ~...

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マリアの一人旅

10蜘蛛百合が袖の中から取り出したモノ、それは習字の小筆だった。「お願いソコは……、ソコだけは……、そんなの耐えられません」ただでさえ敏感なマリアの肉芽。今ソコは、クリ用のリングで挟まれ、触らなくても皮を剥かれた状態になっている。しかも媚薬で過敏になったソコに、蜘蛛百合の持つ筆の穂先がゆっくりと近づいた。しかし筆は、肉芽に触る数ミリ前でピタリと止まった。「どうです? 女将さんも……」「あらっ、いいの?」蜘...

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マリアの一人旅

9 マリアはローテーブルの上に、人の字形に縛られた。テーブルの端にあるお尻は、枕を入れられ持ち上がっている。「それじゃ浴衣を開いて、まずは体を見せてもらいましょうか……」女将がマリアの浴衣の帯を解き、前を開くとそのまま左右に垂らした。「まぁ、白くて綺麗な体ねぇ」そのスベスベ感を味わうように、女将の手が肩から二の腕を報復する。「ホント、さすがはエステ界の大御所、氷見川様のメイドさん」「スタイルもいいし...

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マリアの一人旅

8「それじゃそろそろ可愛がって上げましょうね。……マリアちゃん」女将がそう言って膝立ちになった時、部屋の襖が滑るように開いた。「あらぁ、いいタイミングだこと……」「そうですか? そろそろだと思いまして……」柔らかな物腰に和服を楚々と着こなしたその女は、片手に数本の縄をぶら下げていた。開けた襖をきちんと閉めると、改めて二人に振り返った。「あっ、あなたは……、さっき食事を……」「はい、たまに配膳のお手伝いもして...

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マリアの一人旅

7マリアは、ヒメユリに連れられ "百合と柘榴の間" へと戻っってきた。マリアが戻るとすぐに、配膳係の美熟女がローテーブルに豪華なお膳を並べ始めた。体は媚薬で悶々としながらも、マリアは平成を装い割り箸を割った。「いっただきまぁ~す」「ごゆっくり……。もうすぐ女将さんが見えますからね」「あっ、はい。ありがとうございます」それだけ言うと彼女は入り口で一例し、静かに襖を閉めた。全てのお膳を平げたマリアは、座椅子...

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マリアの一人旅

6「こんなんなってるクリちゃんの皮を、む・い・て……」ヒメユリの可愛い指先が、器用にマリアの肉豆を完全に剥き出しにした。「うっふふ。コレをいっぱいナメナメしたら、堪らないですよねぇ~」「堪らないに決まってるでしょう。ヒメユリちゃんだって分かるでしょう」「もちろん。分かるからスルんですよ。感じるように感じるように……」桜の花びらのような可憐な唇が、再びマリアの肉芽に吸い付いた。「あぁぁ~ん、だめぇ、だめ...

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マリアの一人旅

5「ココですね。いつも氷見川様に責められてるトコロは……」ヒメユリの指先が、マリアの快感スポットにピタリと当てられた。「あぁぁ~んそうなのぉ。ソコが、ソコが」「弱いんだ。うっふふ。そうとわかれば、ほぉ~らっ……」「あぁっ、あぁぁっ、あぁぁ~だめっ。だめよヒメユリちゃん。だめっ」「なんでだめなんですかぁ~? 気持ちイイクセにぃ~。もうマリアさんったらぁ~。ほらっ、ほぉ~らっ、ほらほらほらっ。ほらっココ……...

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マリアの一人旅

4『卍庵』一階の大浴場の奥。ヒメユリはマリアの後ろから、両手で乳房を包み込むと、乳首を "キュッ" と摘み上げた。ヒメユリは摘み上げた乳首を、改めて親指と中指で摘み直した。「わぁ、もうこんなにコリコリぃ。ほらぁ~、ねっ」勃起した乳首。そのグミのような感触を楽しむように、指を擦り合わせる。「あぁぁ~ん、だめよぉ、ヒメユリちゃん。だめぇ~」「うっふふ。やめませんよ。こうやって引っ張ったり、捻ったり」「あぁ...

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マリアの一人旅

3大浴場でマリアが湯に体を沈めると、白く立ち込める湯気の向こうから、フランス人形のような女の子が現れた。「あたし、ヒメユリといいます。よろしくお願いします」そう言ってフランス人形はペコリとお辞儀をした。「マリアさんって、氷見川様のところでメイドさんしてるんですよね」ヒメユリは体を沈めたまま、ユルユルとマリアの正面にやってきた。「えぇ、はい」急に話し掛けられ、マリアは戸惑いを隠せない。「それって、い...

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マリアの一人旅

2 「なんでお布団二枚? それもピッタリくっつけて……」「氷見川様から、マリアをたっぷりと可愛がってあげてと……」「それって女将さんがあたしを……?」「左様で御座います」「お夕食まではまだ時間がございますので、宜しければ大浴場の方でおくつろぎ下さいませ」「大浴場?」「はい。大浴場は一階に御座います」「あっ、はい……」「それでは後ほど改めて参りますので。どうぞよろしくお願い致します」そう言って丁寧に頭を下げ...

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マリアの一人旅

マリアの一人旅PROLOGUE「昔からね、 "可愛い子には旅をさせよ" って言うのよ」「でも一人でなんて……、あたし……」「大丈夫。とってもいいところよ、卍庵は。マリアもきっと気に入るわ」「でもぉ、やっぱり麗子様も一緒に……」「あなたのことは卍庵の女将によく言ってあるから。心配しないで大丈夫」「でもぉ~」「せっかくの夏休みなんだから、楽しんでいらっしゃい。たまには一人旅もいいものよ。ゆっくり羽を伸ばしてくるといいわ...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土