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あなたの燃える手で

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Archive2014年09月 1/1

感悶寺 奥の院

十花壺はゴム手袋に、練り芋茎(ズイキ)をタップリと塗りつけると、その手を四つん這いの濡菊の薔薇の中に、ヌルヌルと潜り込ませていった。「あぁ、そんなっ、前にもですか……」「そうよぉ。お豆ちゃんにもほぉ~らっタップリ」「あぁ~もう痒い。痒い痒い、前も痒い。掻いて、早くっ、早く掻いてぇ~」「まぁまぁ、これから痒くて痒くて堪らないところを、ジックリとくすぐるというのに、今からそれでは相当楽しめそうですねぇ~...

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感悶寺 奥の院

九彼女達は、あの三人の尼僧はどうやって禁欲を守っているのだろう。確かにあたしは人並み異常に性欲が強く、それは異常といわれても仕方がないかもしれない。でもあの尼僧達は何ヶ月も、いや何年もしていないはずだ。女に生まれながら女の悦びを、知らずに生きる。あたしには考えられない。それとも、やっぱりあたしが異常なのだろうか……?四つん這いの濡菊の後ろで、膝立ちになった花壺が、三本の指を彼女のアナルに入れ、その指...

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感悶寺 奥の院

八あたしは悶々とした時間から逃れられずにいました。それどころか、貞操帯でアソコに触れないもどかしさが、よりいっそう淫らな気持ちを掻き立てていきます。これならいっそ、縛られている方がまだましかもしれません。寝ると言ってもまだ夕方です。誰かに外して言っても外してはくれないでしょう。なにしろこれは、こんなあたしの為に着けた貞操帯なのですから。「したい、したい、オナニーがしたい。オナニーをして気持ち良くな...

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感悶寺 奥の院

七観文寺の宿坊は全部で六室あり、三人の尼僧『夢天』『花壺』『濡菊』が、三室を各自室として使っている。ちなみに宿坊の部屋には鍵は掛からない。花壺は宿坊の自室へ先に濡菊を入れると、後ろ手に扉を閉めた。「こっちをお向き……」濡菊が自分に向き直ると、花壺は自分の頭巾を取った。軽く波打つブラウンの髪が、肩口に "フワリ" と乗った。続いて濡菊の頭巾も取り去る。彼女の髪は首元で切り揃えられ、頭巾を取るとその童顔にい...

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感悶寺 奥の院

六二人の尼僧はそれぞれ『花壺』と『濡菊』と名乗った。花壺は年の頃は三〇代の半ば、濡菊は二〇代の半ばくらいだ。二〇代の半ばといっても、美鈴が三九歳で夢天が四〇代と考えると、四人の中では一番若いことになる。花壺はスリムな体型で、その凛々しいキツネ顔は見るからに女王様系。濡菊は童顔で、ややポチャリ型なその肉付きは見るからにM女だった。身長は花壺が165cm、濡菊は155cmくらいで、二人が並ぶと濡菊の方が背が...

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感悶寺 奥の院

五夢天は妄想の中で、美鈴を責め続けていた。右手の二本の指を自分の肉壺にズッポリと差し込み、蜜を絡め取るように中でクネクネと動した。「まぁまぁ、こんな濡れて、もうトロトロなってますよ」自分の肉壺は美鈴の肉壺と化し、その快感は美鈴の感じる快感へと昇華する。夢天は濡れた指を引き抜き口へ運ぶと、絡んだ蜜を舐め取りながら味わった。そしてそれを口からゆっくりと引き抜くと、また肉壺へと差し込んでいく。「あぁぁ~...

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感悶寺 奥の院

四夢天は蔵を後にすると、宿坊にもどった。宿坊とは僧侶や参拝者のために作られた宿泊施設のことだ。夢天や他の二人の尼僧も各自個室を持ち、そこで寝起きをしている。夢天は自室に入ると扉を閉めた。帯を解き、袈裟から腕を抜くと、そのまま袈裟を帯を一緒に畳の上にストンと落とした。元より下着を着けていない。つまり彼女はそれだけで全裸になった。そして最後に頭巾を取る。すると腰まである真っ直ぐな黒髪が、背中にハラリと...

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感悶寺 奥の院

三鳥居を潜ってから拝殿、本殿と歩き、ようやく尼僧の背中越しに、観文寺の弊殿(へいでん)が見えてきた。しかしその形は美鈴の想像とは違っていた。壁は白い土壁で、観音開に開いた窓からは、その壁の十分な厚みが感じられる。窓には格子がはまっており、屋根には黒く光る重そうな瓦が並んでいた。結果的にそれらが皆、神社建築と言うよりも "大きな蔵" を思わせる。2人は弊殿、いや蔵の入口の前で立ち止まった。「さぁ、こちら...

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感悶寺 奥の院

二蝉時雨に打たれながら歩くこと約十分、ようやく美鈴は『観文寺』の赤い鳥居をくぐった。「いらっしゃいませ。手嶋美鈴さんですね」突然声を掛けられて美鈴は驚いた。声の主は鳥居のそばにある古井戸の前に立っていた。年の頃は四十半ばくらいだろうか、黒い袈裟を頭からかぶった尼僧で、ニッコリとした優しい目で美鈴を見つめている。片手には、何やら赤い花の入った手桶をぶら下げていた。そんな尼僧の雰囲気に、美鈴は引き込ま...

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感悶寺 奥の院

感悶寺『奥の院』ー淫・蕩・色・欲・痴ーー序章ー小さな駅の改札口を抜けると、古都はまだ夏に包まれていた。快晴の空には僅かな雲もなく、その日差はアスファルトを容赦なく灼熱の絨毯へと変えている。改札口を抜けた美鈴の肌に、無数の針のような日差しが突き刺さった。あたしは重いバッグを左肩に掛け直し、白い日傘を差すと、駅からほど近い『観文寺行き』のバス停へと歩きました。タオルで汗を拭きながら時刻表を見ると、運良...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土