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あなたの燃える手で

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Categoryアリスの魔法 1/6

アリスの魔法

26「時間を……、止める……???」「そうよ。ただ時間を奪うだけ。でもその代わり、相手は後にも先にも行けない。それも感覚はハッキリとしたままね。美香さんは今、逝く寸前で時間を奪われたの。時間は奪われた瞬間のまま止まるの」「えっ……。それじゃ……、この人は……」「逝くに逝けない寸止め状態よ。それもコンマ数秒前のね」それで "あたしにお任せ" だったのか。あたしに責められて彼女が逝くのを、この瞬間がくるのを、先輩は待...

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アリスの魔法

25アノ人がベッドの上で悶えている。見た目は完全に1人芝居だ。だからあたしと先輩は、いくらでもトボけたフリが出来る。ほらっ、ほらほらココ。ココを刺激されると、ほぉ~ら堪らない。んん~体が仰け反りそうねぇ。でもそれも出来ないのよ。だって今のあなたの首から下は、指先を動かす自由すら認められていないんだから……。先輩の分まで、あたしがしっかりと虐めて責め抜いてアゲルわ「ねぇ、美香さん。もういいわよ。そんなに...

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アリスの魔法

24ある意味そんなあたしも、決して褒められた人間ではない。でも今は、傷付けられ先輩のために心を鬼にしてるだけだ。あたしはそんな風に、自分に言い聞かせた。あたし達3人が、怪しい雰囲気になるのに時間は掛からなかった。でもだからって……。アノ人は自分から服を脱ぐと、さぁ気持ち良くしなさいとばかりにベッドに横になった。あたしと先輩はまだ上着しか脱いでいないのに……。その顎で人を使うような仕草に、あたしはカチンと...

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アリスの魔法

23「先輩どうして、どうしてあの力のコトを……???」「それはね、あたしにもそんな力があるからよ」「えっ???」「うふふっ、驚いた? でもあたしも驚いたのよ。あなたがあのカフェで美香さんに力を使っていたのを知ったときは……」「えっ……」「あの店の、あたし達が座っていた場所からは葉っぱの陰になる席に座っていたでしょう」「先輩、知ってたんですか?」「まぁ、あたしも力が使えるから」「えっ? 先輩も力が……?」「美...

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アリスの魔法

22柔らかな腕が、あたしの背中に巻き付くように回った。それはフラついたあたしを受け止めてくれた先輩の腕だ。あたし達はお互いに抱き合うような体勢になった。あの涼子先輩の顔が、今あたしの目の前にある。恥ずかしいけど嬉しくて……。何ていうかその……、複雑な感情は上手く説明できないけど……。とにかくあたしのドキドキは最高潮に達し、耳まで真っ赤になっているのが自分でも判った。「うふっ、アリス……」涼子先輩はそう言うと...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土