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あなたの燃える手で

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Archive2008年09月24日 1/1

白百合忍法帳

12(慶安四年 七月十五日)「お前、薩摩のくノ一だね!」「薩摩? くノ一? はて? 何のことやら……」振り返りもせずに女が答えた。その声はまさに女の声だ。いや、これが本当の声なのか。「惚けるんじゃないよ! さっき桜湯であたしに触ったろう」「……」「こっちは全部お見通しだよ!」そう言って柘榴は懐に手を入れた。女は背を向けたまま、その場から動かない。「ふふふっ、そうかい。途中で女の時にはたいた香の匂いに気...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土