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あなたの燃える手で

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Archive2008年09月23日 1/1

白百合忍法帳

11(慶安四年 七月十五日)「おや?……女の匂いだ。もしや今の男」柘榴は、たった今すれ違った総髪の男の後を追った。前回、朧火の後を付け、してやられた柘榴だったが、今回はぬかりなくその後を付けた。「しかし……、あの体付きは……どう見ても男だねぇ……?」その大きな体で男は通りの真ん中をのし歩いていく。この江戸でもこれほどの大男は滅多に見かけない。お陰で柘榴はその大きな姿を見失う心配もなく、男との距離を開けて後...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土