十五両手首を1つに縛られた美鈴は、部屋の真ん中で天井から吊されている。ピンと伸びた全身はその両脚も背伸びをし、つま先だけが床に付いていた。「あ、あのう、これは……?」「修行中は、手足は滅多に自由にはなりませんよ。いくら貞操帯で触れないようにしていても、外した時に触れたのでは意味がありませんから……」修業の内容からいって、夢天さんの言うことはもっともだと思いました。幸いここには女性しかいませんし、それに...