Archive2011年10月30日 1/1
官能作家二階堂月子
官能作家二階堂月子 ~番外編~【1】時刻は夜の10時。他人に電話をするにはチョット遅い時間だ。あたしは躊躇いながらも携帯を出すと、3日前にアマデウスというカフェの女の子からもらったメモ書きの番号を押した。確か名前は響子だったか……。時間が時間というコトもあって、相手はスグに出てくれた。「はい……、もしもし……」「あっ、あのうあたし、この前……、3日前だけど、お店であなたからこの番号を書いた紙をもらって」「あ...
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2011/10/30 (Sun) 07:32