Archive2011年10月02日 1/1
官能作家 二階堂月子
【16】「小説に書けるようにって、あたしの体を……、ですかぁ」「そうよ。見た目をそのまんま書いてあげる。それが出版されるのよ」「そ、そんなこと……」「あらっ、別にいいじゃない。それが陽子ちゃんのことだなんて、誰も知らないんだし」「そりゃそうですけど、でもぉ……」「さぁ、よく見せてっ」先生は一旦あたしの花びらから両手離すと、まずはじっくりと鑑賞を始めた。「これが陽子ちゃんの恥ずかしい所なのねぇ。こんな形に...
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2011/10/02 (Sun) 06:19