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あなたの燃える手で

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Archive2011年10月10日 1/1

官能作家二階堂月子

【20】硬直し痙攣を始めたあたしの体。しかし先生はそれを見ても、あたしに逝くことを赦さなかった。「まぁまぁ、小刻みに震えて、まるでもう逝っちゃってるみたいじゃないの」「あぁぁ、逝かせてっ、逝かせて下さい。あぁ逝くっ、逝っちゃうっ」「どう? 天国の境界線で焦らされるのは。天国が近い分地獄も辛い?」「そ、そんな……、先生……」「でも気持ちいいでしょう? これがずぅ~っと続くのよ」「でも、でも、こんなの……」...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土