14『アマデウスの二人 7 』テーブルを握るママの手が、痙攣するように震えていた。「あぁぁ~あっ、ああっ、早く、早く抜いてぇ~」「だめですよぉ。ゆっくり、ゆっくぅ~りっ。時間を掛けて抜いていきますからねぇ。我慢してくださぁい。ほらっ、ここも腫れてきましたよぉ」響子は大きな花びらから左手を離すと、包皮から顔を覗かせている大きな肉豆を剥き出した。そして親指と中指で剥き上げた肉豆を、人差し指で撫で回す。...