12『アマデウスの二人 5 』明日香が帰ったあと、『アマデウス』の窓にロールブラインドが降ろされた。店内は照明が半分消され、いつものように響子が、ママの所にお疲れ様のコーヒーを持ってきた。「どうでした? あの子」ママにコーヒーを差し出しながら、自分も隣に座った。「とってもいい子じゃない。あたし気に入っちゃった。今度はもっとじっくり責めたいわ。そうねぇ、手足を縛って動けないようにして、焦らすと面白い...