12里美さんの指が、ヌルヌルになったあたしの中で動いてる。それはそっと……、それでいてとっても気持ちイイ。里美さんはあたしと目を合わせると優しく微笑んだ。それはあの笑顔とはチョット違って、なんて言うか大人の微笑み。そんな感じだった。「感じる……?」「……うん」あたしの中で指をくねらせながら、里美さんの顔が近づいてくる。だから視界はすぐに里美さんで一杯になった。そして柔らかな唇があたしの唇に触れた。もう何...