11小さなテーブルに、空になったコーラを置いた。そしてあたし達はキスをした。これで4回目? 5回目だっけ? ううん、そんなの何回目でもいい。里美さんの手があたしの肩に回ると2人の間がグッと縮まって、それはあたしと里美さんの体温が一つに溶けていくような、そんな感覚だった。キスをしながら、里美さんがあたしをフワリと押し倒す。勿論、あたしは素直に押し倒される。里美さんはあたしの体をベッドの真ん中に持って...