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あなたの燃える手で

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ちゃんと抱いて

11
小さなテーブルに、空になったコーラを置いた。
そしてあたし達はキスをした。
これで4回目? 5回目だっけ? ううん、そんなの何回目でもいい。

里美さんの手があたしの肩に回ると2人の間がグッと縮まって、それはあたしと里美さんの体温が一つに溶けていくような、そんな感覚だった。

キスをしながら、里美さんがあたしをフワリと押し倒す。
勿論、あたしは素直に押し倒される。
里美さんはあたしの体をベッドの真ん中に持ってくると、上になって唇を重ね
てきた。
緊張して、ドキドキして、あたしの体はキュッと硬くなる。
でも、ずっとこうして欲しかったのかなぁ? あたし。
だって……、とっても暖かいだもん。里美さん。
優しくて、暖かくて、そんな大きなものに包まれて、あたしは天使に抱かれているような、そんな気持ちになった。

里美さんはあたしにキスをしながら、両手であたしの手首を握った。
そして手首を握ったまま、唇はあたしの首、そして胸へと滑っていく。
それだけでもう、あたしの呼吸は乱れていった。

乳房をゆっくりと登った唇は、あたしの乳首をスッポリと吸い込んだ。
「あん……」
同時に手首を握っていた5本の指が、あたしの指の間にに滑り込む。
舌が優しく乳首を転がすと、あたしはその指をギュっと握った。
乳首はあっという間に硬くなった。
「んっ、あぁ~ん……」
優しいキスから温もりが伝わる。
そこから生まれる安心感に、あたしはスッポリと包まれた。
古い心の傷口が、少しずつ癒されていくみたい。

あぁ、里美さん……好き。
もっと、ちゃんと抱いて……。

あたしの左手を握っていた里美さんの右手、その指がフワリと解けて、その手は胸から脇腹を通ってあたしのアソコへと行き着いた。
しなやかな指先は敏感な赤い突起を見つけ出すと、その上をそっと撫でた。
フワフワと快感が広がって、あたしの体は雲の上を漂う。
「気持ちイイ? 舞ちゃん」
「うん……、気持ちイイ」
里美さんは優しく微笑むと、あたしにキスをした。

あたしの目を見つめながら、里美さんは指をアソコの入口に移動させた。
そして指先をくすぐるように動かした。
「あぁ~ん……」
「入れてもいい?」
「……」
あたしは黙って頷いた。
その顔はきっと真っ赤だったと思う。

「あっ……、んん、あぁん」
里美さんの指がゆっくりと、あたしの中に入ってきた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土