4 分娩台に手足を拘束された綺羅の前で、吹雪は透明な浣腸液を、点滴スタンドに吊るされた、プラスチッチ製の容器にトロトロと満たしていった。その容器はペットボトルの底を切り取って、逆さまにしたような形で、容量としては3リットルは入る大きなものだ。下になったボトルのキャップ部分には、1,5m程の透明なチューブが繋がれ、その先端にはアナルに差し込むためのノズルが付けられている。チューブの途中には流量弁があり、...