9こうして改めて里美さんと向き合うと、やっぱり恥ずかしい。成熟した大人の女と子供のあたし。そんな図式が頭の中に浮かび上がる。「舞ちゃんももう、すっかり大人ね……」このタイミングで言うなんて、里美さん。ちょっとドキッとした。「あたしなんて、まだ……子供、です……」「そんなことないわよ」里美さんの両手があたしの胸を触る。もう里美さんの顔が見れない。「舞ちゃんも触って……」そう言ってあたしの手首を持って、自分の...