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あなたの燃える手で

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Archive2007年08月19日 1/1

秘湯の夜

4私、何にも言ってないのに、脱いでもいいなんて言ってないのに。由里ったら勝手に浴衣を脱いじゃって。そう思った次の瞬間、私の腰の辺りに何か熱く柔らかいものが……。えっ? なっ、何? 「ああぁ~ん」私の意志とは関係なく、声が出ていた。由里の舌。由里の舌が、私の腰から背骨を伝って這い上がってくる。横の姿見を見るとそこには、お尻を突き上げるような四つん這いになって、私の腰に舌を這わせている彼女が映っていた。...

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秘湯の夜

3「どうぞ、そうぞ。入って入って」二階から目薬? いや棚からぼた餅だっけ? どっちでもいいけど、こんなことってあるのねぇー。私は二つ返事で彼女を部屋に招き入れた。「でもツマミがないのよねぇ。さっき食べちゃったから」「いいの。あたしはこれだけで」「でもぉ、ツマミなしじゃねぇ」彼女は腰を屈めて、缶ビールをテーブルに置いた。「いいのよ。飲みましょう」私達は向かい合って腰を下ろすと、缶ビールを開けた。「カ...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土