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あなたの燃える手で

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秘湯の夜


私、何にも言ってないのに、脱いでもいいなんて言ってないのに。
由里ったら勝手に浴衣を脱いじゃって。
そう思った次の瞬間、私の腰の辺りに何か熱く柔らかいものが……。
えっ? なっ、何? 
「ああぁ~ん」
私の意志とは関係なく、声が出ていた。由里の舌。由里の舌が、私の腰から背骨を伝って這い上がってくる。
横の姿見を見るとそこには、お尻を突き上げるような四つん這いになって、私の腰に舌を這わせている彼女が映っていた。まるで彼女の背中が滑り台のように見えた。舌はネットリと舐めながら、私が声を漏らすとその時は硬く尖って、その部分を繰り返し舐めた。
「あぁぁん。あっ、ああっ、うぅん。あぁぁん。あぁん」
ソプラノになってゆく私の声。由里の大きな胸の先に付いた、コリコリとした2つの果実が背中に触れてきた。そして由里は私に覆い被さるように体重を乗せてきた。舌が右のうなじから耳の後をゆっくりと舐めあげた。
「ああぁっ、そこ弱いのぉ。だめぇ」
「んん。弱いの? 可愛いっ。もっと舐めてあげる。もっともっと」
由里の囁き声が耳元で聞こえた時、体中に電流が流れ、全身がビクンと波打った。きっと由里にも伝わったと思う。だって感じちゃうんだもん。自分ではコントロールできない体の反応。由里はそれを察知して、弱いところを探しているみたいだった。そう、私は言葉にも弱い。それもバレちゃったかも。
舌が首の真後ろを、下から舐めあげた。そこを舐められたら首が仰け反っちゃう。その仰け反った瞬間に由里は左の首筋に吸い付いた。そして舌はうなじから耳の後へと舐めていく。由里の両手が私の両手首を掴んだ。
「ああっ、あぁぁん。あんっ、あぁぁん。だっ、だめぇ~。そこはぁぁ」
「うふっ、可愛いっ。本当に弱いのね。んん? ほらっ、また舐めちゃうわよ」
「あぁぁん。だっだめぇ」
手首を掴みながら器用にうなじに舌を這わせていく。舌を這わせながら巧みに体をずらし、脚を私の股間に入れ、両足を閉じられなくした。そうしておいて由里は右手を離し、その手を私のお尻の割れ目から忍び込ませた。
指先は確実に私のアソコに近づいて来る。そして花びらの中心に……。
「ああぁぁん。だめぇっ。あっ、あっ、あぁぁぁ~いやぁぁん」
「ぬ・れ・て・る。濡れてるよ。璃緒。ほぅ~らっ指が入っちゃうよぉ」
「あぁん。だめぇ。いやぁん。あぁん。あっ、だめぇ、だめぇ、ああぁぁぁ~」
「温っか~い。璃緒の中。こんなに濡れて、もうヌルヌルよ。いやらしい子」
背中に乗った由里が自由を奪い、私は由里の為すがままだった。でも、でも。
「あぁっ、由里ぃ。だめぇ、やめてぇ。もうだめぇ。由里ぃ。」
もっと虐めて。やめないで。そう心の底で叫んでいるもう1人の私。
何で? いつから? 私はいつから? 
「ねぇ、璃緒。そのまま動かないで。いい?」
由里は私の上から体を起こした。私は逃げることも出来たのに。逃げなかった。
やっぱりして欲しいから? 虐めて欲しいから?
由里は私の両足を今度は大きく広げた。もうこれ以上広がらないくらいに。
そして尾てい骨に舌を這わせた。そこから割れ目に沿って舌が降りてくる。
「ああっ、ああっ、あぁぁん。あっ、そこはぁ、あうぅん。あっあっあぁぁ~」
由里は私のアナルを両手で左右に開き、舌先を尖らせてその皺の1本1本を丁寧に舐めていった。そしてその中心を優しくノックし、舌先でほじくった。
感じる。感じる感じる。ココがこんなに気持ちいいなんて。
「四つん這いになって。璃緒」
「うん」
まただ。また言いなりだ。なんで言うこと聞いちゃうんだろう? 璃緒の馬鹿。
私はさっきの由里のように、背中を滑り台のようにした四つん這いになった。
「ぜぇーんぶ丸見えよ。綺麗ねぇ璃緒のココ。とっても美味しそうよ」
言わないで、もう言わないで由里。あたしは恥ずかしくて枕に顔を埋めた。
そんなことはお構いなしに、由里は私の花びらを左右に引っ張った。
もうきっと中までよく見えるだろうな。恥ずかしい。でも、でもやっぱり。もっと、もっとよく見て由里。私のアソコを。そして私を辱めて。
「まぁ、中はこんな色をしてるのね。奥の方はどうなっているのかしら? もうこんなに濡らして、おつゆが溢れそうよ璃緒。今綺麗にしてあげましょうね」
由里の舌を感じた。生暖かくて柔らかな女の舌。花びらの裏を舐め、その濡れた紅い花に唇全体を押し付けながら、その花芯の奥へと舌が伸びて来る。
「あぁぁん。あぁぁ由里ぃ、いいぃ感じるぅ。もっと、もっとしてぇ」
とうとう。口に出しちゃった。だってホントに気持ちいいんだもん。
「いいわよぉ。もっといっぱい舐めてあげましょうね。ほらっ、ここもよ」
由里の舌はすぐに見つけた。私の小さな紅い果実を。その皮を剥き上げると、舌先で味わうようにじっくりと舐めた。
「あぁぁ、由里ぃ。逝ちゃうぅ。逝ちゃうよぉ~。あぁ。ああぁ。ああぁぁん」
「いいのよ逝っても。逝って璃緒。ほらっ、こうされたらどうかしらっ」
由里の舌が、私の紅い実を激しく責めたてた。ザラついた舌の往復ビンタに、
私は快感の津波に飲み込まれ、あっという間にクライマックスを迎えた。
どれくらい経っただろう?
気だるさの中で時計を見ると、針はもう0時を越えていた。
もう16日になっちゃった。私はその記憶を最後に、深い眠りに落ちていった。

翌朝、まったりと目を覚ました。目覚ましを掛け忘れもう9時になっている。
私は急いで朝食を摂ると、カメラを片手に「天人沢」の町の方へ足を向けた。
今日は町の中央ヘ行ってみようかな。私は駅前から伸びる商店街に行ってみた。するとそこには懐かしい駄菓子屋があったりなんかして、私の郷愁をそそってくれた。見たこともない駄菓子の数々にレンズを向け、私はシャッターを切った。
町はずれまで足を伸ばしてみた。そこには田んぼが広がっていて、まだ小さな稲がそよ風に緑の波を作っていた。足もとに咲く可憐な紫色の花も、同じ風に吹かれて揺れている。
今日も100枚以上撮ったかな? カメラを拭きながら私は宿への帰路についた。
早く由里に会いたい。

Comments 2

マロ  

責められる側の心理描写にドキドキしちゃいました。
じっくりとしたプレイが良いですね。
これからどう展開するのか、楽しみにしてます。

2007/08/19 (Sun) 22:53 | EDIT | REPLY |   
蛍月  

これは次回ですけど・・・。
ちょっとだけSM色を出してみました。
ホントに淡くですけど 。
(*^_^*)
1人称も3人称も、一長一短ですよね。
新作はイイトコ取りでいってみようかな、
なんて思ってます。

2007/08/19 (Sun) 23:56 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土