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あなたの燃える手で

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Archive2018年12月01日 1/1

緋色の奥義

其の九淫靡衆の百舌と艶魔衆の桔梗は、そんな滑川に架かる橋の下へと移動した。この橋の下には、畳一枚ほどの面積だけ葦が生えていない一角があった。二人はそんな場所で向かい合った。まだ早朝の海岸には誰もいない。いやっ、いたとしても、この川辺には葦が高く生い茂っている。ましてや二人がいるのは橋の下だ。その姿が見えるはずがない。「どうだい? ここは。ゆっくり楽しめそうだろう」「そうだねぇ、周りからは見えないし...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土