9さっきまでベッドに貼り付け状態だった永遠は、いつのまにか仰向けのまま両足をあげ、その膝は腹に着くくらいに曲げられていた。そして不思議なことに、相変わらずなんの戒めも受けていない手足は動かないのだ。そんな永遠の上に被さるように重なり、ドロシアのグラインが始まった。深く浅く深く浅く、そのストロークはとても長いものだ。そんな動きを繰り返すドロシアの口は、パックリと三日月のように割れている。永遠自身、い...