三十四「さぁ、今日は最後の修業ですよ」今のあたしは右手足と右足首を1つに、左手首と左足首を1つに縛られています。そしてその手足は、竹の棒に間隔を開けて括り付けられているのです。膝は曲がっていますが、脚を閉じることは出来ません、そんなあたしに三人が近づきました。勿論近づいたのはあたしの下半身です。濡菊さんが練り芋茎という液体の入った桶を傍らに置き、夢天さんはティッシュボックス程の箱を近くにおきました。...