三十三「さぁ、今日は最後の修業ですよ」夢天さんと花壺さん、そして濡菊さんがあたしの前で優しく微笑んでいます。夢天さんの横には、ティッシュボックス程の箱が置かれています。「はい」「最後の修業は、禁昇天と乱れ昇天です」「はい……」「もう分かっているとは思いますが、今回もタップリと、そしてジックリ可愛がってあげるますよ」「はい、楽しみにしております」「そうですか。それは話が早いですね」「それでは早速用意を...