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あなたの燃える手で

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感悶寺 奥の院

三十四
「さぁ、今日は最後の修業ですよ」
今のあたしは右手足と右足首を1つに、左手首と左足首を1つに縛られていま
す。そしてその手足は、竹の棒に間隔を開けて括り付けられているのです。
膝は曲がっていますが、脚を閉じることは出来ません、
そんなあたしに三人が近づきました。勿論近づいたのはあたしの下半身です。
濡菊さんが練り芋茎という液体の入った桶を傍らに置き、夢天さんはティッシ
ュボックス程の箱を近くにおきました。
「まずは練り芋茎をタップリと……」
「あのう……、練り芋茎って、なんですか?」
生暖かいトロリとした感触があたしの股間を覆いました。それはその粘りで、
流れ落ちること無いのです。
「あぁっ、あぁぁ~ん、これが……」
「そう、練り芋茎ですよ。これがどんなものか、すぐに分かりますよ。嫌って
いうほどねぇ。さぁ、中にも……」
するとネバネバとした気持ち悪い感触が、夢天さんの指に押し込まれるように
あたしの中に入ってきました。
「あぁ、嫌っ……」
「ふふふっ、奥までしっかりと、溢れるほど入れてあげましょうねぇ」
「お尻にはあたしが……」
すると今度は、濡菊さんが浣腸器で練り芋茎を吸い上げ、それをあたしのアナ
ないルに流し込み始めたのです。
「えぇっ、そっちにも……」
「大丈夫ですよぉ、危ないコトはありませんからねぇ」
花壺さんは、あたしの変化を観察するように顔をジッと見つめています。
すると何やら股間がムズムズしてきて……、それはあっという間に強烈な痒み
となって、あたしに襲いかかってきたのです。

「早速効き始めたようですねぇ。痒いんでしょう?」
「か、痒いっ、あぁ痒い、何です? これ、あぁ痒い痒い……」
「だから、練り芋茎ですよ。芋茎の痒み成分を濃縮したものです」
「すごぉ~く痒いんですよぉ」
「でもこんな恰好じゃ、掻くに掛けないわねぇ~」
「あぁ嫌っ、ホントに、ホントに痒い」
「凄く痒い出すぅ~、あぁだめっ、もうだめっ、掻いて、掻いて、掻いてくだ
さいぃ~」
「ふふふっ、まだまだ。これからもっと痒くなりますよぉ」
「えっ、嫌っ、そんなの嫌っ。これ以上痒いなんて堪えられない」
「なにを言っても、芋茎の成分は浸透していきます。練り芋茎は一度塗ったら
後戻りは出来ません。痒くなるところまで痒くなるしかないのです」
「そんなっ、そんなの嫌ぁ~、あぁ痒い、掻いて、掻いて掻いてぇぇ~」
でも三人は、そんなあたしを酷薄な笑みを浮かべて眺めているだけなのです。
「これが、禁昇天の修業なのですよ」
「でも何もしないって言う訳じゃないのよぉ」
「これからここを、しっかりと責めさせて貰いますよ」
「嫌っ、こんなに痒いのに……、もう何もしないで」

そう言いつつ、あたしはどこかで期待しているです。こんなに辛いのに、こん
なに痒いのに、いえだからこそ、もっと、もっともっと虐めて欲しいのです。

「何をする気なんですか」
「痒くて痒くて堪らない堪らないとろこを、筆でジックリとくすぐるのです」
そう言った夢天さんの唇が、パックリと割れました。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土