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あなたの燃える手で

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Archive2014年09月23日 1/1

感悶寺 奥の院

七観文寺の宿坊は全部で六室あり、三人の尼僧『夢天』『花壺』『濡菊』が、三室を各自室として使っている。ちなみに宿坊の部屋には鍵は掛からない。花壺は宿坊の自室へ先に濡菊を入れると、後ろ手に扉を閉めた。「こっちをお向き……」濡菊が自分に向き直ると、花壺は自分の頭巾を取った。軽く波打つブラウンの髪が、肩口に "フワリ" と乗った。続いて濡菊の頭巾も取り去る。彼女の髪は首元で切り揃えられ、頭巾を取るとその童顔にい...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土