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あなたの燃える手で

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感悶寺 奥の院


観文寺の宿坊は全部で六室あり、三人の尼僧『夢天』『花壺』『濡菊』が、三
室を各自室として使っている。ちなみに宿坊の部屋には鍵は掛からない。

花壺は宿坊の自室へ先に濡菊を入れると、後ろ手に扉を閉めた。
「こっちをお向き……」
濡菊が自分に向き直ると、花壺は自分の頭巾を取った。軽く波打つブラウンの
髪が、肩口に "フワリ" と乗った。
続いて濡菊の頭巾も取り去る。彼女の髪は首元で切り揃えられ、頭巾を取ると
その童顔にいっそうの拍車が掛かる。
花壺はそんな彼女を正面から抱きしめた。四つの乳房が押し潰され、その柔ら
かな弾力がお互いに伝わる。
花壺は濡菊に唇を重ねると、自分の舌を "ヌルッ" と差し込んだ。
濡菊はその舌を嬉しそうに受け入れ、自分から舌を絡めにいった。
「んん~、んあぁ~、花壺様ぁ。花壺様の唾ミルクを下さいませ」
そう言って濡菊は、上向いて口を開けた。
「いいわよ。ちょうど溜まってたの。タップリとあげるわ。ほらっ……」
花壺が唇を尖らせると、大きな唾玉が糸を引いて濡菊の口の中へと消えた。
「まだ飲んじゃだめ」
花壺は濡菊の口に人差し指を突っ込むと、彼女の唾と自分の唾をグルグルと掻
き混ぜた。
「いいわよ。お飲み」
濡菊の喉がゴクリと動き、唾を飲み込んだことを物語った。
それを見届けると花壺は、濡菊の袈裟の両襟を一気に割開いた。衣擦れの音と
共に、濡菊の白い乳房が "プルン" とこぼれ落ちた。
「まぁ、可愛い顔して……。オッパイはすっかり大人ね、んん?」
「えっ、そ、そうです、か?」
「えぇそうよ。オッパイだけじゃなくて、アソコも。ううん、あなたは前より
後ろ、お尻の方が好きなのよねぇ」
「はい……」
「しかもその感度はお豆ちゃん程に敏感ときちゃ、虐めないわけにはいかない
わよねぇ。そうでしょう?」
「はい、思う存分あたしのお尻を虐めてくださいませ。花壺様」
「そう、じゃまず裸で四つん這いになって、あたしにアナルを見せてごらん」
濡菊は全裸になると、花壺にお尻を向けて四つん這いになった。
花壺は自分も全裸になり、膝立ちで彼女のアナルを見下ろした。
「ここねぇ、敏感な菊の花はぁ~」

時に前の淫花は薔薇の花、アナルは菊の花と表現されることがある。
花壺は両手で双丘を撫でながら、両手の親指をアナルの両脇に置き、その指を
左右に "グイグイ" と拡げていった。
「あぁっ、あぁぁ~、そんなにしたら、中が、中が見えちゃう」
「あらっ、もう見えてるわよぉ。中の赤い粘膜が。ほらっ、こんなにまくり上
がって……。どれどれ、匂いはどうかしらぁ?」
「あぁ、恥ずかしい。そんなところの匂いを嗅ぐなんて」
「だめよっ。もっと嗅がせて。あぁー匂う匂う。お尻の中の匂いがプンプンす
るわぁ。もっと拡げて嗅いであげる」
「あぁ、そんなに嗅がないでください」
「そう、それじゃこの粘膜をペロペロしてあげる。嬉しいでしょう?」
「そんなっ、だめです。そんなことされたら……」
「そうよねぇ。お豆のように敏感なアナルの粘膜を舐められるっていうこと
は、お豆の皮を剥かれて、直接舐められるようなものだものねぇ」


あたしの全身に、悶々としたものが堪っていきます。
淫らな気分は川のように全身を巡り、やがて貞操帯で堰き止められます。
川なら溢れることも出来ますが、これは溢れることはなく溜まる一方です。
いくらでも膨れ上がっていくのです。
これを開放するには、この貞操帯の鍵を外すしかありません。でも、これを我
慢することこそが修業のはずです。あたしはそう思って必死で堪えました。
もっとも貞操帯を装着されたあたしには、堪える、我慢する、といった選択肢
しかないのですから……。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土