第9話:密会 3長襦の前をダラリと広げ、百合子は両手を滑車で吊り上げられている。バレリーナのようなつま先立ちで僅かフラつく百合子を、キツネ顔の時江がニヤニヤと嗤いながら眺めていた。時江は百合子の乳首を解放すると、今度は体を密着するように近づけ、右手を彼女の股間へと伸ばした。そして陰毛をかき分け、その下へと指を潜り込ませようとした。「あぁっ、いやっ……」反射的に百合子の両脚が閉じ合わさる。「まぁ、いい...