53時過ぎに始まったティーパーティーも、早1時間が経過した。ケトルの湯気も、今はもう沈黙している。「それにしても、さっきは驚きましたわ。由香さんったら、凄いことおっしゃるから……」「凄いこと? ……ですか?」「ここへ来る車の中でですわ」「あぁ、由香にレイプ願望があるって話?」麗子が横から合いの手を入れた。「あっ、……」由香は恥ずかしくなったのか、急に俯いてしまった。「そんなコト妄想しながらシテルなんて、隅...