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あなたの燃える手で

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白い魔女

50
真弓はゆかりの後に歩み寄ると、肛門鏡で開いたままのアナルを覗き込んだ。
「この吸収剤はねぇ、1グラムで500グラムの水を吸収することが出来るの。
だから何度でも作って、いっぱい入れてあげるわ」
「いやぁ、待って。まだ、まだ痒いの」
「そう。まだ当分間痒いわよぉ」
そう言ってビーカーを傾けた。コーヒーで染められた吸収剤が、大きな固まり
となってゆっくりとガラス面を流れ、ボタボタとゆかりのアナルの中に消えて
ゆく。
「あうぅ。ああっ、重いぃ」
固まりが落ちるたびに、ゆかりは確かな重量感を感じた。
「重い? そうかもね。でもまだまだ入れるわよ」
真弓はガラス棒をスプーン代わりに使って残った吸収剤をかき集めながらビー
カーを傾けた。
「やっぱり浣腸器の方が早いわね。それなら」
真弓は浴室から洗面器を持ってくると、そこに大量の吸収剤の溶液を作った。
肛門鏡を抜き、溶液を浣腸器で吸い上げた。ずっしりと重い浣腸器の先端を
ゆかりのアナルに差し込むと、中身を押し出した。水より粘度の高い溶液は
シリンダーを押すのにも力がいった。
しかしその分ゆかりの中に押し出された溶液は、まさに人工便となって溜
まっていった。その間も痒みはいっこうに治まらない。
「ああぁ、もうっ、もう限界ですぅ」


千鶴のうなじは付けた香水の残り香か、とても甘くいい香りがした。
「近藤さん……」
「沙也加でもいいわよ。千鶴」
「あたし、あたしっ」
もしかしたら千鶴は排尿を見られたことよりも、尿道で感じることを知られて
しまったことが恥ずかしいのかもしれない。
(そんなこと、そんなこと何とも思ってないのに……)
自分の胸で震える小鳥のような千鶴が沙也加は愛おしかった。
千鶴が自分を見つめる。なんて綺麗な瞳。温かく柔らかな体、その細い肩を抱
いて沙也加も千鶴を見つめ返した。もっと明るければその瞳に映る自分が見え
ただろう。そして自分の瞳には千鶴が映っているに違いない。
2人は看護士と患者、女と女という禁断の一線を越えようとしていた。
そして2人はごく自然に唇を重ねた。
唇を離すと、沙也加は千鶴の顔に掛かる髪を優しくはらった。
「もう泣かないで。ねっ」
千鶴は無言で頷いた。
そしてもう1度キスをした。
沙也加が千鶴の唇をノックする。千鶴はそれに答え、沙也加の舌を迎え入れた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土