4千鶴はさっき食べた焼き鳥の串を一本持ち、それを玲に見せた。「それとも、これでツンツンしてあげましょうか?」「いやっ、そんなのいやよぉ」「それじゃ、大人しくすることね」千鶴は妖しく微笑むと、スリッパを振りかぶりスパンキングを再開させた。高校三年生になった『北林 南』は、シャワーで体を流すと、水色に染まった湯に肩まで浸かり、今日の天宮玲の選挙演説を思い出していた。「いいなぁ、 "わたくしは女性の更なる地...