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あなたの燃える手で

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ダブルフェイス

4
千鶴はさっき食べた焼き鳥の串を一本持ち、それを玲に見せた。
「それとも、これでツンツンしてあげましょうか?」
「いやっ、そんなのいやよぉ」
「それじゃ、大人しくすることね」
千鶴は妖しく微笑むと、スリッパを振りかぶりスパンキングを再開させた。


高校三年生になった『北林 南』は、シャワーで体を流すと、水色に染まった
湯に肩まで浸かり、今日の天宮玲の選挙演説を思い出していた。
「いいなぁ、 "わたくしは女性の更なる地位向上を目指し、女性同士手を取り
合い肩を組み" なぁ~んて、言ってみたいなぁ」
そして湯から肩を出すと、両肘と両脚をバスタブの縁にかけ、右手でマイクを
握ったポーズをした。「 "わたくしは "男尊女卑" ならぬ、 "女尊男卑" を謳っ
ていきたい。男には任せておけない もう待てない" 」
そして左手で、洗い場に向かって手を振った。
「北林 南、北林 南でございます。頑張って参ります。どうぞよろしくお願い
致します。なぁ~んちゃってね、うふふっ……」

南は高校では生徒会の委員長をしている。選挙では他の候補者に圧倒的な投票
差を付けたトップ当選だった。
夢は国会議員になることだ。
「でもなぁ、生徒会とは違うし……」
多分自分には無理だろうと、勝手に妄想しては早くも諦めムード満々だった。

両手を湯につけると、いつものように自然と右手が股間に向かった。
すっかり生えそろった陰毛を越え、指先はコリッとした肉の突起に触れる。
「うふぅ~ん」
そのまま指先で突起を上下に弄ぶ。
「あぁぁ~ん、先生ぇ、だめですぅ」
南の頭に玲が現れ、緩やかなに快感が全身に広がっていく。その気持ちよさ
に、指は貪欲に快感を貪っていく。
「あぁっ、あぁぁ~ん、いいぃ、天宮先生、あぁぁ~ん」
コリコリと中指の先が突起を往復する。ジンジンと拡がる快感は、深く鋭く神
経を犯していく。
「あぁん、あぁ~ん、先生、あたしの、あたしの、ココ、舐めて下さい」
「ココ? ココじゃわからないでしょう。ちゃんと言いなさい」
「えっ、コ、コ、は……、おま、ん、こ、です……」
「そう、それじゃコレは? このプリッと飛び出した可愛いコレはなに?」
玲の指先が、肉の突起をボタンを押すように触った。
「あぁぁん、ソレは、クリ、ト、リ……、ス……」
「そう、よく言えたわねぇ。それじゃ、先生が舐めてあげる」
「は、はい。ありがとうございます」
指先は舌となり、敏感な突起を往復した。
「はぁぁ~いいぃぃ~、あぁぁ~、あぁぁ~いいぃぃ~」
「まぁ、そんな声出して。 気持ちいいの? 南ちゃん」
「はい。とっても……。とっても気持ちいいです」
「うふふっ、そう。それじゃこのまま逝かせてあげる」
「は、はい……」
「あたしの見てる前で逝くの。逝く時はちゃんと言うのよ」
「はい。あぁぁ~、あぁぁ~いいぃぃ~ 逝くっ、逝くっ」
「ほらっ、先生の舌で逝きなさい」
「あぁぁっ、あぁぁ~逝くっ、逝くっ、逝くうぅ~」
「いいわよ、逝きなさい……」
バスタブの中で、南の全身が小さく揺れた。
その揺れに、水色の波がその体をトロンと舐めた。
「逝くってこういうコト? これでいいのかなぁ?」
南は燻った気持ちまま、バスタブから立ち上がった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土