14先生の指先がまたGスポットを責める。その動きは精密機械のように正確で、悪魔のように残酷だ。全身で悶える私に対し、先生は指先を動かすだけ。快感に我を忘れる私に対し、先生は冷静に私を観察し、絶頂の汀を見極める。私は相変わらず快感の海で絶頂という名の大波を待つ。遠くにその波を見つけてはときめく私。でもその波は、あと1メートルというところでいつも消えてしまう。もう何度も何度もそんなコトが繰り返されている...