Archive2009年02月01日 1/1
クレオパトラの微笑み
12あたしは緩慢な動作で、寝返りを打つように仰向けになった。「寒くないですか? 真中様。?」「いえっ、大丈夫です……」本当はチョット恥ずかしいけど……。「もし寒かったらおっしゃって下さいね。タオルをお掛けしますから」ショーツ1枚で横たわるあたしが寒そうに見えたのだろうか。彼女はそう言って微笑んだ。そうだ、今度は目を開ければ彼女の顔が見える。でもそれは、あたしの顔も見られると言うことだ。それに恥ずかしい...
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2009/02/01 (Sun) 07:57