△30Lと明美は意識のない桜子をベッドに寝かせると部屋を出た。エレベーターで1階に下りるとホテルを出て、駅前のタクシー乗り場まで肩を並べて歩いた。最初に口を開いたのは明美だった。「うまくいったわね」「最初は本気になったかと思って心配したわ」「実はチョットだけね。あの子可愛いんだもん。Lもそう思ったでしょ?」「明美ったら。でもいいの? こんなことして」「別に彼女を傷つけたつもりは無いわ。コレであの子も...