58御堂はゆかりの両足に黒革の足枷を嵌めた。足枷にはD字形のリングが付いている。足枷のリングに床のリングを繋ぎ、再びウインチを巻き取っていく。ゆかりの両腕が伸び、体が引き上げられ、やがて踵が浮いて体中の関節が引き伸ばされ始めた。大体延びきったところで、ゆかりの体が引き延ばされ過ぎないように、微調整をしながら細かくスイッチを入れる。それは1センチずつ伸ばされるような優しさのようで、その実、限界ギリギ...