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あなたの燃える手で

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白い魔女

32
それはアヒルのくちばしのような形をした銀色に輝く医療器具だった。左手で花弁を開くと、その先端を蜜壺にあてがった。冷たい金属の感触がゆかりの蜜壺に伝わった。クスコ(膣鏡)はゆかりの蜜をその全身に纏いながら、ゆっくりと蜜壺に埋没してゆく。
御堂はその間ローターを止め、真珠から離した。振動音が消え一時の静寂が仮眠室に訪れていた。しかしそれは次の責めへの幕間にほかならない。
真弓が差し込んだクスコを握り、そのくちばしを開いてゆく。それに連れゆかりの蜜壺は強制的にその内部を露出していった。
「ひっ、いやぁぁ~」
ゆかりがどんなに力を入れても、縛られた上から押さえ付けた二人の体重はどうにもならなかった。
「ふふふっ、動けないでしょう。これからジワジワと虐めてあげる」
院長である真弓はペンライトを取り出すと開かれた蜜壺の奥を照らし出した。そこにはヌラヌラと濡れ光る、肉色の壁がひっそりと息づいていた。
器具で開かれ、中をライトで照らされた蜜壺の奥を覗き込む真弓の行為に、ゆかりは激しい羞恥の炎に焼かれた。
「ああぁ、恥ずかしい。もう見ないでぇ」
「だめっ、もっとよく診せて」
そう言って真弓はわざとらしく顔を近づけた。
「ふぅ~ん。こうなってるのね、あなたの中。ヌルヌルしててとってもいやらしい匂いがするわよ」
「はぁぁ、もういいでしょ。もう見ないでぇ」
「まだよ。まだこれからなんだから」
真弓は箱から細いステンレス製の棒を取り出した。
「これで責めたら効きそうね」
太さは3ミリほどで長さは20センチ程ある。先は猫の爪のようなカーブを描き、先端には小降りの真珠ほどの玉が着いている。
それをクスコで拡げられた蜜壺の中へと入れてゆく。ゆかりは息を止めてそれを見守っている。左手に持つペンライトがその行く先を照らしていた。
「さっきの場所はこの辺かしらぁ?」
真弓は大体の見当を付けて、挿入棒の先端の玉を擦りつけながらその場所を探った。
「ああっ、いやぁ」
二人を押しのけようとするように、ゆかりの太腿がビクンと震える。しかしその抵抗も、二人の体重に瞬時に押し潰された。
真弓の操る挿入棒が、その場所を探し当てるのに時間は掛からなかった。真弓は先端の玉をゆかりの急所に軽く擦りつけた。
「くぅぅ、いやぁ、やめてぇ」
指先より的確にその一点を捕らえた玉は、強烈な快感の波となってゆかりの体を駆け巡り、蜜壺からその蜜が泉のように溢れ出した。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土