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あなたの燃える手で

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白い魔女

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「ああぁぁ~いっ、逝くぅぅ~」
全身を紅潮させてゆかりの体が震えた。熱い蜜壺が真弓の指を締め付ける。
「あっ、あっ、いっ、いっ逝くぅぅ~」
真弓と御堂はそのギリギリの境界線までゆかりを追い立てた。
そして寸止め。
逝く寸前で二の足を踏まされては責め立てられる。
「いやぁ、逝かせてぇ~お願いだからぁ~」
「だめよぉ。生殺しよ、何度も何度も」
御堂はローターを真珠に付けたままゆかりの反応を観察した。同時に真弓の指先がその急所に突き立てられ、絶妙な力加減で嬲りだした。
蜜壺はその熱い蜜をトロトロと垂れ流し、胸の果実は堅くシコり起っている。感じれば感じるほどその先に残酷な瞬間が待っている快感地獄。ゆかりにそこから逃れる術はなかった。2人の気の済むまで弄ばれ犯されるのだ。
それはまるで生きた人形遊びのようだった。
「今度はこれよ」
御堂はローターを真珠を挟むピンセットに接触させた。
ぶら下がったローターは硬いピンセットの上で弾むように踊り、微細な振動はピンセットを伝わることで荒々しい波へと変化し、腫れ上がった真珠に届けられた。
その波は快感の津波となってゆかりの体を飲み込み翻弄する。
ゆかりの両足の指は内側へ硬く曲がり、腰は天へ向かって突き上げるように跳ね上がった。
「ひぃぃぃ~、やっやめてぇぇ~」
ローターは真珠からはすぐに離された。とりあえず最初は様子見といった感じだったが、乱れた髪を頬に張り付け必死に耐えるゆかりの反応に、御堂は満足げだった。
「ふふふっ、堪らないのぉ?」
「お願い、止めて。そんなことされたら……。本当に堪らないの」
そう言ったゆかりの、その切なげな顔が御堂に油を注いだ。
「そう、そうなの。ねぇ真弓、しっかり押さえ付けて」
「こう?」
真弓はゆかりの折り曲げられた太腿の裏に、上からのし掛かるようにして体重を掛けた。続いて御堂も同じように反対側の脚にのし掛かる。
窮屈な体勢の上に2人分の体重を掛けられたゆかりの体は、ベッドを大きく歪ませて押し付けられ、完全に押さえ込まれた。そうしておいて御堂は体制を整え直した。そしてピンセットにローターを近づけていった。
唯一自由になる首を上げてゆかりがローターの行方を見ている。
「いやぁ、いやぁ、お願い止めてぇ」
「さぁ~あ、いくわよぉ。ほぉ~らっ」
御堂は残忍な笑みを口元に浮かべながら、ローターをピンセットに接触させた。
あの魔振動がゆかりの真珠に襲いかかった。

Comments 2

黒沢 にゃも  

ご無沙汰してま~す^^;
日々、死にそうになってるので、毎日更新のチェックだけになっていましたが、毎度楽しみにさせてもらってます^^


寸止め・・・

これって、個人的に使いたいネタなんですよね~。
ゆかりちゃんは、これからどうなってしまうんでしょう。
凄く楽しみです^^
お互いお仕事大変で、更新大変だと思いますが、お互い頑張りましょ~^^
でわでわ

2007/04/14 (Sat) 23:49 | EDIT | REPLY |   
蛍月  

今書いているこの「白い魔女」。予想以上に長引いています。
本当はこの場面、もうとっくに終わっていなければいけないんですが・・・。
もっとストーリー展開のペースをアップしなければと思っている今日この頃です。
と言いつつ、更新ペースは今まで通りだったりして (^_^;)

2007/04/15 (Sun) 08:16 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土