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あなたの燃える手で

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ちゃんと抱いて


里美さんに続いて部屋に入ると、そこは狭い部屋だった。
ベッドとテレビと小さなテーブル。それに気持ち程度のバスルーム。
部屋の隅にはエアコンと小さな冷蔵庫がポツンと置いてある。
決して綺麗な部屋とは言えないけど。でも、あたしにはそれで十分だった。

「この部屋、チョット暑くない?」
そう言って里美さんがリモコンのボタンを数回押すと、エアコンはけだるそ
うに仕事を始めた。
リモコンを置くと、里美さんはあたしをジッと見つめた。
「えっ?」
何ですか? 隊長。
見つめられて、あたしの胸はドキドキと高まる。
里美さんが近づく。ドキドキが高まる。里美さんが……。
「舞ちゃん……」
里美さんの付ける花の香りのコロンが漂って、唇が近づいてくる。
「……」
そしてあたし達は、立ったままキスをした。
それは海岸の時よりも長く、体の中が熱くなる、……そんなキス。

キスをしながら、里美さんがあたしのワンピースを脱がしていく。
そして自分もポロシャツを脱ぎ、ベッドの上に放った。
そしてショートパンツを脚に沿ってストンと落とす。
「舞ちゃん、ブラ外してくれる」
ドキドキの回転数は、もうレッドゾーンに飛び込んでいる。
あたしは里美さんの背中に手を回し、震える手でブラを外した。
ブラが外れると、里美さんがあたしのブラを外した。
初めて間近で見る里美さんの体、白くてスベスベな肌、柔らかな胸、締まった
腰、そして綺麗なスラリとした脚。
それに比べたら、あたしなんかまだまだ硬い蕾。
「とっても可愛いわよ、舞ちゃん」
そんな震える子羊に、里美さんはもう1度キスをしてくれた。
子羊はもう、花の香りの中で夢見心地だった。

ショーツ姿の里美さんは、あたしのワンピースをベッドから壁のハンガーに掛
けてくれている。そんな後ろ姿がとっても艶っぽい。
あたしはベッドに座ると、今がチャンスと大きく深呼吸をして呼吸を整えた。
そして里美さんの後姿に声を掛けた。
「里美さんも、とっても……です」
あぁ、なんか声が震えて……、ガンバレ舞。
「えっ? とってもなぁ~に?」
ワンピースの皺を伸ばしながら、首だけで振り返った。
「とっても綺麗です」
「そうそう、そこが一番肝心なんだから、ハッキリ言うように」
そう言って笑ってくれた。その笑顔に緊張が少しずつ解れていく。
この笑顔があたしは大好きだ。

自分のポロシャツをハンガーに掛け、里美さんはあたしの横に腰掛けた。
そしてあたしと肩を組むように腕を回し、体を密着させるように座り直した。
「とっても可愛いわよ、舞ちゃん。それに綺麗。若いっていいわねぇ」
「里美さんだって」
里美さんの手が、あたしの胸をそっと包むように触った。
両肩がキュッと縮まって、あたしは身を固くした。
「怖い?」
「ううん」
全然そんなこと……、あたしは首を振る。
綺麗な指先が、あたしの硬い乳首をそっと摘んだ。
「あぁっ……」
ため息と一緒に、今度は力が抜けちゃう。
「おっぱい感じるの?」
あたしは大きく頷いた。
「シャワー浴びようか」
「……うん」
あたしは大きく頷くと、里美さんと一緒にベッドから立ち上がった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土