2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

TRI△ NGLE

△18
蒼い満月が煌々と輝いている。その光は星々の灯りを蹴散らし、薄い雲を切り裂いて『MELLOW BLUE』を蒼く照らしていた。
静かにテナーサックスの流れる中、最初に語りかけたのはLだった。
「蝋燭、大丈夫だったでしょ? 彼女……」
「うん。案外抵抗なさそうだった。結構ああいうプレイしてるのかな?」
「さぁ、それは何とも言えないけど。それで、あなたも責めてもらったんでしょ。桜子」
「うん。すごく気持ちよかった。Lの媚薬すごいね、クセになりそう。それに焦らすのが上手いの明美さん。驚いちゃった」
「へぇ~そうなんだっ? 今度は浣腸でもしてみる?」
「えぇ? そんなコト……。でもチョット興味あるかも……」
「してみなさいよ。ここまで来たら。ねっ? 今まで以上にサディスティックな気分が味わえるわよ、きっと……」
「うん。じゃ週末にまた会うから、その時……」
「OK、それじゃ、使い方は今度教えるわ。それよりそのジンフィズ、お代わりする?」
「うん。それじゃもう1杯飲もうかな。Lも一緒に飲んで」
「いいわよ、勿論。今夜はもう閉めようか」
Lはドアに鍵を閉めると桜子の隣に座り、その太股に右手を置いた。

『MELLOW BLUE』の1つ下の17階の部屋。
週末、桜子と明美はその部屋のバスルームにいた。
桜子の提案で、今回は明美に桜子が浣腸をすることになり、暖かなバスルームの床には、洗面器に入ったガラスのシリンダー浣腸器と、そのとなりにはプラスチックのボトルに入った薬液が置いてある。
「桜子がこんなモノ持ってるなんて驚き……」
「えっ? ああ、コレ? まぁね。こっそり手に入れちゃったの」
「へぇ~、割と大胆ね。それで使い方は判るの?」
「うん、大丈夫。ちゃんと教え……、うぅん、判ってるから、大丈夫よ。それじゃ、四つん這いになって」
桜子はLに教えられた割合で洗面器に浣腸液を作った。
「うふっ、なんだかカクテル作ってる見たい」
「えっ? 何?」
「ううん、なんでもない。出来たわよ、お薬」
「少しずつ入れてね」
「うん、判ってる」
桜子は浣腸器の先端を明美のアナルに押し付けた。ヌプッとした感触で先端がめり込むように入ると、桜子は浣腸器の角度を調節しながら、シリンダーをゆっくりと押し込んでいった。
「うっうぅ~ん。あぁ~入ってくるのが判るわぁ~」
薬液がチュルチュルと明美の直腸に流れ込んでいくのが桜子にも感じられた。
「とりあえず200cc入ったわよ、明美。我慢できる?」
「少しなら……。あぅぅ~ん」
桜子はバスルームの入口に置いたバッグから縄を取り出し、明美の両腕を背中で縛り上げた。

淫らな砂時計は、少しずつ確実にその砂を減らしていった。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土