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あなたの燃える手で

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夢の森歌劇団


『龍崎レイラ』は、歌劇団草創期の立ち上げメンバーだ。彼女は出し物、配
役、楽曲など全てに関わり、実質この劇団を掌握している。、

「綺羅、その抗議って……、まさか今から行くワケじゃないだろう?」
「そうしたい気持ちは満々なんだけど……」
「ホントに? じゃ、ホテルは? どうする?」
「えっ……?」
「せっかく可愛がってあげようと思って、楽しみにしていたんだけど……」
「そうね、わかったわ。今夜はあなたに可愛がって貰うコトにするわ」
「そうそう、そう来なくっちゃ……」

二人はそれぞれの楽屋で着替えを済ますと、自分の車で劇場を後にした。
そして誰にも知られずに合流すると、綺羅の車をいつもの駐車場に停め、
吹雪の車でいつものホテルに向かった。
いつものホテル、それは『夢の森』という街にできたSMホテル、その名も
『ソドム』だ。ソドムは裏からも地下駐車場に入れ、吹雪達にとって都合の
いいコトこの上ない。
車を降りると、フロントへと歩き部屋を選ぶ。
フロントには十数枚のパネルがあるが、それはソドムという架空の街の施設
になぞられているようだった。鞭を振いたい人は競馬場、医療プレイなら病
院、ほかにも社長室、収容所、学校、肉屋という部屋もある。
そんな数ある部屋の中で、二人が選んだのは "浄水場" という部屋だった。
吹雪がフロンでカードキーを貰っている間に、綺羅はエレベーターを1階に
呼んでおいた。やや小さな箱に乗り込むと、吹雪が5階のボタンを押した。

浄水場。そこは水をふんだんに使える部屋だった。床の壁もすべてタイル張
りで、部屋全体が浴室と化しているのだ。
部屋の中央には分娩台と手術台があり、壁に寄せた棚には大小のガラス製浣
腸器または金属製浣腸器が並び、吊るして使う高圧浣腸用のボトルも用意さ
れていた。

二人は部屋に入るなり早々に服を脱ぎ、ブラとパンティだけになった。
「こうして服を脱ぐと、男役も元の女に戻ってしまうな」
「ホント。所詮は女ね」
「ただし中身は全然違う」
「どういうコト?」
「君はMで僕はS。この違いは大きいさ」
「確かにそうね……。苦しめるのが好きな女と、苦しめられるのが好きな女
ってトコかしら……」
吹雪が下着の上から、部屋に備え付けの白衣を羽織ると、綺羅は下着を脱い
で全裸になり、分娩台に歩み寄った。
「そうとも。君は苦しめられるのが好きな女。さぁ綺羅、ここに乗って」
「もう何回目かしら、この分娩台に乗るのは……」
「ふふっ……、千秋楽の打ち上げが週末で良かった」
「そうね、それに楽日の翌日は休み。今夜はゆっくりできるわ」
「あぁ。時間の許す限り、たっぷり苦しめてあげるよ」

吹雪は分娩台のベルトで、綺羅の両手両足を固定した。
そして浣腸器の並ぶ棚の隣にあった、点滴のスタンドのようなものを転がし
てきた。ソコには既に、高圧浣腸のボトルが吊るされている。
「今回は高圧浣腸だよ」
吹雪はフロントで購入した透明な浣腸液を、スタンドに吊るされたボトルに
トロトロと満たしていった。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土